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図説大聖堂物語 ゴシックの建築と美術

佐藤達生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309761558
ISBN 10 : 4309761550
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中世ヨーロッパが生み出した、奇跡の空間・大聖堂。設計・建設から、ステンドグラス・彫刻の解読まで完全案内。大聖堂とは何なのか、その謎に迫る。ゴシック芸術の永久保存版ガイド。

【著者紹介】
佐藤達生 : 1952年、新潟県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科博士前期課程修了。1983年、名古屋都市美観建築賞共同受賞。1986年、『ゴシック空間の形成過程に関する研究』で工学博士。1987年、同研究にて日本建築学会東海賞受賞。1990年〜、ハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール、トルコ)の学術調査隊に測量の責任者として参加。現在、大同大学教授。専門は西洋建築史

木俣元一 : 1957年、静岡県生まれ。名古屋大学文学部・文学研究科で西洋中世美術史を専攻。1983年、フランス政府給費留学生としてパリ第一大学博士課程へ留学。1987年、シャルトル大聖堂西正面の彫刻に関する研究により同課程で博士号取得。2003年、シャルトル大聖堂のステンドグラスに関する研究により、博士(文学)の学位を取得。現在、名古屋大学文学部・大学院文学研究科教授。西洋中世キリスト教美術、とくに一二〜一三世紀のゴシック美術を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    12〜13世紀大聖堂がヨーロッパの各地で競うように建てられた。キリスト教の信仰のみにその理由を求めるのは単純過ぎる。その背景には建築技術の発達と十分な資金の調達力と労働力の提供があり、なにより偶像を禁止していたキリスト教における見ることと信仰との結びつきがあった。ロマネスクの建築には石の重さに耐える感じがあるが、ゴシックのアーチは上へ伸び、軽さを感じる。そして窓のステンドグラスからの色とりどりの光は神秘を感じさせる。1163年パリ大聖堂(ノートル・ダム)の建設が始まった。今年パリで修復中の大聖堂を見た。

  • 翔亀

    ケン・フォレットの「大聖堂」を読むと大聖堂って何?と気になって仕方ない。フォレットはなにせ大聖堂の建築の様子をこまごまと書き込むものだから。多くの写真と簡潔な解説で大聖堂を紹介する本書はうってつけだった。中世、12世紀ごろ、暗黒の中世といわれる時代に、このような建築物が西欧の街で次々に建てられたことを知り改めて驚く。あの焼失したノートル・ダムもカンタベリー大聖堂も、この時代のものだったのか。まだまだ人口の少ない(せいぜい数千人)町でこのような大建築物が建てられた(全住民を収容できるのだとか。町その↓

  • 花林糖

    (図書館本)大聖堂とゴシック建築について、豊富な図版と共にわかり易く説明されている。『大聖堂ものがたり』(知の再発見)よりもかなり読みやすかった。コラムも興味深く、大聖堂の建設競争・高さ競争、ガーロイル、彫刻のリアルさについて.....など面白く読めた。(コラムは全て◎)中世では住人200人に一つの教会堂が存在したという。(中古入手)

  • takakomama

    中世の人々にとって、大聖堂は冠婚葬祭や懺悔、仲裁などの精神の拠り所。図版が多くて嬉しいです。たくさんの彫刻や装飾に見入ってしまいます。ステンドグラスが綺麗で読み解きもよかったです。社会人講座「フランスの歴史や建築、芸術」の予習と復習。

  • ゆき

    ★★★☆☆:ゴシック建築の構造上の素晴らしさにも驚いたが、聖職者や為政者が壮麗な大聖堂を競うように建てたことの意義や思惑が結構生々しくておもしろかった。

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