Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784585390473
ISBN 10 : 4585390472
ISBN 10 : 4585390472
Format
:
Books
Release Date
:
January/2025
Content Description
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。
特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。
中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。
書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。
貴重資料の図版収録点数総50超!
【著者紹介】
佐藤道生 : 1955年生まれ。慶応義塾大学名誉教授。専門は古代・中世日本漢学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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