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問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために

佐藤裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787235619
ISBN 10 : 4787235613
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教育での「問う力」、ビジネスでの「質問力」や「聞き方」など、問いは様々なシーンで重要視されています。私たちは会話や文章、プレゼンなどで日常的に多くの問いを立てて質問し、問いにうまく答えようとすることでコミュニケーションを成り立たせています。

「いつ東京に来たの?」「食後にコーヒーを飲むのはなぜ?」という日常会話、「あのプロジェクトはうまくいったの?」「売り上げが落ちたのはなぜ?」という仕事のやりとり、「国会はこの法律を成立させるか否か」という社会的な問い――。

本書では、実体験から問いの立て方を紹介するのではなく、「問いの理論」に基づいて「そもそも問いとは何か」をひもとき、多様な問いの分類整理からそれぞれの技術の説明、そして人工知能と問いというアクチュアルな問題までを射程に収めて解説します。

高校生や大学生が「いい問い」を立てるヒントが詰まっているのはもちろん、社会人のリスキリング(学び直し)としても役立つユニークな問いの教科書です。

【目次】
第1部 問いを理解する

第1章 問いは答えの選択である
第2章 暗黙の問いを見つけ出す
第3章 問いの焦点をはっきりさせる
第4章 事実と評価を区別する
第5章 事実と意見・主張を区別する
第6章 根拠と理由を区別する
第7章 原因と理由を区別する
第8章「問いの世界」の全体像

第2部 問いを立てる

第9章 問いを学ぶ
第10章 問いに気づく
第11章 二次的な問いを立てる
第12章 漠然とした問いを明晰化する

第3部 質問をする

第13章 質問について考えるための準備
第14章 正解がある質問――社会的な答えについての質問
第15章 正解を作るための質問――主張や意見についての質問
第16章 心を問う質問――理由についての質問

補 章 人工知能と問い――生成AIとは何か

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • okhiroyuki

    よく複数の可能性を検討したのか?みたいな問いかけを受けるが、そもそも問いとは条件に合う答えをある範囲の中から選択することであるため、より論理的に問いへの回答を求めた場合、そう言われるのはごもっともと言うことが分かる。丁寧に読む必要のある内容だけど、書かれていることの意味が分かるととても面白い。陰謀論のくだりも良くて、意見は理由があればいいが、主張は明確な根拠がなくてはいけない。陰謀論は根拠を隠しているため、主張に値せず、あくまでその人のお気持ち表明であると。問いにもいろんな種類があるとか、勉強になる。

  • ヨミトロール

    質問というのは就職したての頃に上司に教えられ、ずっと気にしてきたテーマ。一時期、山田ズーニーさんにもハマったし。ビジネスパーソンが仕事で日常的にAIを使うようになった今、質問の技法を体系的に考え直すというのはいいと思う。これまで質問の力を部下に説明しようとしても大切さが伝わらなかった。問いのスキルが足らなかったんだろうなあ。先に答えを求めてもハッピーにはならないのだよ。

  • t.i

    わかっているようでわかっていないような。 普段意識しない事を、改めて意識させてくれるキッカケとなる本。かな。 だよね、と改めて理解したり。踏み込んだ話、そうか?と思うこともあったり。 ある種の定義のようなムニャムニャ。

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