佐藤翔 (図書館情報学)

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Books

図書館を学問する なぜ図書館の本棚はいっぱいにならないのか

佐藤翔 (図書館情報学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787200884
ISBN 10 : 4787200887
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
佐藤翔 ,  

Content Description

「図書館の本棚はいっぱいにならないのか」「雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか」「人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか」――。素朴で身近な疑問から現場での実践を考えて、図書館の意義や役割を学び、魅力を発見しよう!

図書館情報学を専門にする著者が、図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をデータ/事実/エビデンスに基づいて考える視点や思考する道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする。

図書館を学問することの楽しさを伝え、学問することが図書館をより豊かな場にしていくことを指し示す入門書。

図書館専門誌「ライブラリー・リソース・ガイド」の人気連載に加筆・修正して、書き下ろしを加えた充実の一冊。

【目次】
はじめに――なぜ「図書館を「学問」する」姿を本にするのか
第1章 図書館の本棚はいっぱいにならないのか
第2章 本棚のどこにあるかで本の使われ方は変わるのか
第3章 図書館の本棚に書かれている数字はなんなのか
第4章 なぜ図書館は月曜日に閉まっているのか
第5章 図書館を訪れる人は増えているのか、減っているのか
第6章 雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか
第7章 どんな図書館がよく使われているのか
第8章 人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか
第9章 図書館を使っているのはどんな人々なのか
第10章 図書館に税金を使うことは人々にどれくらい認められているのか
第11章 子どもと行きたいのはどんな図書館か
第12章 「あなた」はなぜ、図書館に行くのか
第13章 人々は図書館のどんな写真をSNSで発信しているのか
第14章 図書館への就職希望者が増えるのはどんなときか
おわりに

【著者紹介】
佐藤翔 : 1985年、宮城県生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(図書館情報学)。同志社大学免許資格課程センター教授。専攻は図書館情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    図書館はよく利用する。読書メーターを利用している分だけ、本を借りてる。そんな図書館でも、地域にある分館を利用することが殆ど。予約した本の受け取りが主な利用で、展示本も時々。図書館は、地域の中での文化発信の重要なハブだとお持っている。そんな図書館を、多様な視点でとらえているのが興味深く、こえれから見る眼が少し変わるように思う。図書館で実施されている企画展示を、2年前から年に1か月、地域住民+地域教育機関でやっていることもあり、もっと発信の拠点にしたい。

  • よこたん

    “上のほうの段しか見られていないので、下段に自分の著書が置かれていたら、お気の毒” 本棚にだって、目立つ場所と目立たない場所はある。図書館ごとのルールで順に排架された本は、基本的には場所は選べない。確かに最下段はしゃがんで見ないといけないし、ぱっと見では視界から外れがち。運次第。これが本当に悩ましい。図書館好きな人に、目次だけでも見てほしい。図書館への素朴な疑問を、データを元に解析されている。「どうすればたくさんの人に利用してもらえるか」のヒントを求めて読んだ。「書架番号がじゃま」には、激しく同意。

  • Roko

    寄贈された本を保管する場所が足りず破棄するという判断は、確かに困った話ですが、そうなったきっかけが、本を管理する組織が変更されたからというところが気になります。蔵書の扱いもそうですけど、図書館で働く方たちの待遇の悪さもひしひしと感じます。公立図書館であっても、そこで働いているのは公務員ではなく非正規労働者ばかり(約7割)という点を、図書館情報学では扱わないのでしょうかね?

  • よっち

    図書館情報学を専門にする著者が、図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップして考察した1冊。図書館の本棚はなぜいっぱいにならないのか、新たな発見を促す本棚とは、なぜ図書館は月曜日に閉まっているのか、図書館を訪れる人の増減、雨が降っている時に来る人の増減、図書館を使っているのはどんな人々なのか、税金を使うことは人々にどれくらい認められているのか、子どもと行きたいのはどんな図書館かなど、気になる疑問を資料を使って検証していく試みは面白かったです。

  • メタボン

    ☆☆☆ 図書館情報学という分野は知らなかった。データの分析とそこから得られる法則性のようなものは、まだなかなか確立しておらず、著者としても歯痒いところなのだろうが、是非研究を続けて、更に深度ある図書館学の成果を披歴してもらいたい。図書館のほとんどが月曜休館ときうのは私も前から気になっていたが、確かに一番利用の多い日曜日の次の日だからというのは理に適っている。本棚の下段は目に入らないというのは意識してなかった。図書館利用が有料化になるとしたら、私は年間1万円払っても良いと思うくらいのヘビーユーザー。

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