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職業政治家 小沢一郎

佐藤章

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022516992
ISBN 10 : 4022516992
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

◆日本政治の裏と表のすべてがわかる。
政治ジャーナリズムの傑作。
日本の未来に関心を持つすべての人に勧める。
――――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦!

◆総選挙の前に読むべき一冊
小沢さんはいまの政治家でぼくが唯一評価する人だ。政権交代が民主主義の生命線であることを彼ほどよく理解する政治家はいない。安保も経済も極めて難しくなっている今の時代に、小沢さんは政党と政党が政策をめぐって競争し、失政・悪政の責任が明確化され、政権交代で統治の変革が絶えず試みられる体制の構築をずっと求め続けている。ちゃちな権力欲や党利党略では動いていない。誤解されているが、権力ゲームを超えて筋を通そうとするからしばしば孤立してしまうんだ。彼の言葉を今こそ真摯に聞こうじゃないか。
――――井上達夫氏(法哲学者・東京大学名誉教授)推薦!

◆敗北から立ち上がる政治家の魂
政治の世界は権力をめぐる戦いであり、思想の戦いでもある。戦いには勝敗がつきもので、この30年、多くの凡庸な政治家は敗北で淘汰された。小沢という政治家は、権力の中枢から出発し、あえていばらの道を歩み、何度も敗北した。民主党による政権交代を実現した勝利の後の敗北は、安倍晋三首相による日本の私物化を許した罪深いものである。この敗北から立ち上がり、もう一度政権交代を目指すことは、小沢さんの最後の戦いである。彼の思いを知ることは、日本政治を立て直すために不可欠である。この本はその最適なテキストだ。
――――山口二郎氏(政治学者・法政大学教授)推薦!

政治情勢、風雲急を告げる! 
立憲民主党と国民民主党が解党、合流新党を結成することを表明。
安倍首相は突然辞任を発表、新首相は解散に踏み切るか?
コロナ恐怖が列島を駆け抜ける今、オリンピックは遠のきつつある。
国民は、どの政党を信じ、誰に安全と生活を託せばいいのか。
有権者の「政治羅針盤」となる永久決定版!

自民党中枢に駆け上がりながら時代の大きい曲がり角で離党、政治改革を志して自民党を二度も転覆させた男、小沢一郎。単独インタビュー、総時間13時間以上。執念の質問攻めに政界激変の舞台裏を語り尽くした。小沢一郎とその時代を徹底解剖。

民主党政権の隠れた歴史的使命、明治以来の日本政治史における真の役割が解き明かされる。「国家戦略局」の失敗と小沢一郎に導かれた密かな成功。そこには政治の側が国民の政府予算を作るという大きな偉業があった。ポスト安倍の時代に新しい道標となる。

沖縄・辺野古埋め立てに反対し続ける小沢一郎。その現実的な理由とは何か。鳩山由紀夫インタビューと併せ、重層的に普天間問題の真実に迫る。その他、松井孝治や菅直人に話を聞き、「陸山会事件」で無実の罪に落ちた石川知裕にもロングインタビュー。

国民のための財政と経済、小選挙区比例代表制を軸とする政治改革、憲法9条を抱えながらの国際貢献。小沢一郎50年の政治活動を徹底的に追跡解剖し、戦後民主政治の成果と課題を手に取るように浮き彫りにする。日本政治をスポイルした本当の政治家は誰なのか? 議会制民主主義が挫折の悲鳴を上げたのはいつなのか? 徹底追究した渾身の大作424頁。

書籍化にあたり、「腐敗の一掃」をさけぶ小沢一郎の緊急インタビューが実現。「あきらめるな日本人、よい世の中に必ずできる」など、日本政治の再スタートを予感させる未来への処方箋を熱く語る!



【著者紹介】
佐藤章 : 元朝日新聞記者。東京・大阪経済部、AERA編集部、週刊朝日編集部、ジャーナリスト学校などに在籍。五月書房新社取締役・編集委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Garfield

    ★★★★☆☆☆ Audible 長年の入念な取材による小澤一郎氏の評伝。客観性十分とは言えず、率直なところ、氏への全面的肯定感が色濃い印象は免れないが、確かに氏がただの豪腕政治屋でなく、原理原則に沿い大構想を描き進められる政治家と理解した。自民一党体制の不健全さを危惧、二大政党制と政権交代可能な小選挙区制を志向・実現し、行政では国民の手に政治を取り戻す為、官僚主体の惰性的予算編成を排し、党人が官へ合流することで知見を増し、主導しながら戦略的な選択と集中を行うとの構想は確かに骨太。政権交代の再実現を願う。

  • nishiyan

    「論座」において全36回連載の「小沢一郎戦記」を再構成し加筆・修正の上で単行本化された本書。小沢一郎氏へのインタビューを元に、松井孝治元参院議員、石川知裕元衆院議員のインタビューも交えて小沢氏が90年代から現在に至るまで果たしてきた役割を叙述している。功罪の功がメインで描かれており、ツッコミが足りない印象を受けた。これまでの主張と政治行動、陸山会事件についての詳細も語られているため、小沢氏を知る上では最初に読むべき本といって差し支えない。ただ罪については…であるのでそちらを知りたい場合は他の本を読むべき。

  • 友川サイコー

    在日米軍の第一のミッションは米国要人保護。第二は米国に不都合な政治勢力を力で制圧するため!安倍が夢想した日本防衛など欠片も考慮していない。

  • Hiroki Nishizumi

    政治は大事だなと改めて感じる。これまでで惜しい、もう少し、といった時代の場面を思い出した。投票率を上げなきゃ未来はないな

  • Akio Kudo

    ★★★★ 教養と知識が詰まった1冊。必要以上に小沢一郎を美化しているような気もするが、読むことを勧められる

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