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湖池屋の流儀 新しいほうへ、難しいほうへ、面白いほうへ

佐藤章

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120057236
ISBN 10 : 4120057232
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

強みが凝縮された「一品」が会社を変えた──。年間20億円でヒットといわれるスナック市場において40億円の売り上げを叩きだした「湖池屋プライドポテト」。国産じゃがいもをはじめとする素材、安売り競争下での高価格設定、自立式のパッケージデザインなど、あらゆる面で革新的な「プライドポテト」を起爆剤に、次々とヒット商品を生み出す「新生・湖池屋」、その舞台裏では何が起きているか。
商品開発・マーケティングの世界における名うてのヒットメーカー佐藤章が湖池屋社長に就いて最初に取り組んだのは創業者の精神に立ち返り、日本におけるポテトチップスのパイオニアとしての誇りを取り戻すこと。そんな老舗のブランディング戦略はいかに磨かれ、実践されてきたか。デパ地下やコンビニのホットスナックなど、中食市場が拡大していく中で、スナックの進化形をどのように見据えているか。新生・湖池屋の軌跡をたどりながら、独自のマーケット論、経営戦略を説く。

【著者紹介】
佐藤章 : 1959年東京生まれ。82年早稲田大学法学部卒業後、キリンビールに入社。営業職を経て、90年に商品企画部に異動。「ビール職人」「ブラウマイスター」などの企画・開発に携わる。97年にキリンビバレッジ商品企画部に出向。99年に発売された缶コーヒー「FIRE」以降、「生茶」「聞茶」「アミノサプリ」など、手がけた商品の販売数が4年連続1000万ケースを超える大ヒット商品に。その後キリンビール営業本部マーケティング部部長、九州統括本部長、キリンビバレッジ社長などを歴任。2016年フレンテ(現・湖池屋)執行役員兼日清食品ホールディングズ執行役員に転じ、同年9月より湖池屋代表取締役社長。社名やロゴを変更するリブランティングを敢行。新生・湖池屋を象徴する商品である「湖池屋プライドポテト」をはじめ、「PURE POTATOじゃがいも心地」「湖池屋ストロング」など、数々のヒット商品を生み出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    はるほどなあ〜と思いながら、ページをめくる。机上の人ではないというのを、すぐに感じた。もちろん、ただ動くだけの人でもない。だからこそ、結果が付いてくるのだ。原点、2番手、そこから先にあるものを考える。最後のほうにある、著者を表する言葉に納得。リーダーではなく、キャプテンな人なんだということ。

  • 燃え尽きタコ

    プロジェクトX的なノリの自伝で、とても面白い読み物だった。 作中に登場した商品で触れたことがあるのは生茶のみだけど、市販のお茶で一番好きな商品だったので他の部分にも貴方がいうなら的な思考になれたのは読みやすくなって助かった。 よく知らん奴の横文字多様はイラっとくるから思想への共感や実績への信頼大事。 読んだら湖池屋のポテト食べてみたいな、スーパーに有るかな?って思えたので本当に良い文章だったんだなって実感。

  • Y2K☮

    著者は湖池屋の現社長。元キリンビール。スーパードライに打ちのめされた話は他の人の新書でも読んだ。その教訓が「プライドポテト」の成功に活かされていると感じた。変えてはいけないものと変えるべきものの見極め。個性を均してしまいがちな海外流マーケティングに抗い、日本文化の長所に目を向け、国内市場を開拓せんとする熱意には共感する。ただ一方でドメインとかティッピングポイントとか横文字を多用するのはしっくり来ないし、言葉の端々に昭和的猛烈サラリーマンの匂いが漂う。古き良きワンマン型に近い。今後どうなるかは側近次第かも。

  • せっちゃんさん

    ブランディング3冊目。老舗『湖池屋』を再生された著者のリブランド再生記。キリンでヒット商品企画に携わりその手腕を買われヘッドハンティングされ「食で日本を変える」等スケールの大きさと、実績に裏打ちされた知識造形の深さ、開発への熱量を感じる内容。マーケターかくあるべし!と痛感させる1冊。

  • あじむ

    ポテトチップスといえばカルビーというイメージしかなく、カルビー製のポテトチップスしか食べていませんでした。しかし、ここ最近は湖池屋製のポテトチップスも食べるようになり、湖池屋も悪くないなと思っていました。 本書を読んで、そういう風に至った理由が判明しました。そして湖池屋が赤字になっていたということも。湖池屋というブランドを見直し、自社の魅力を発信することの大切さがわかりました。これはきっと、どの会社にも当てはまるのだろうなと思いました。また湖池屋のポテトチップスが食べたくなりました。

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