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ロング・グッバイ(仮)ポプラ新書

佐藤由美子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591153215
ISBN 10 : 4591153215
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1回しかない「最期のお別れ」を、かけがえのない時間にするために。大切な人との死別はつらい。あまりのつらさに誰もが打ちひしがれるだろう。そもそも私たちは死に逝く人の気持ちがわからない。何かしたいのに、何をしたらいいかがわからない。どうすれば、末期の患者さんの心に寄り添い、サポートできるのだろう?本書では、1200人以上の人生を見届けたホスピス音楽療法士が、数多くの実話を紹介しながら、穏やかな「見送り」に必要なことを説く。

目次 : 第1章 死に直面した人の心の変化(孤独感/ ショックと否定/ 怒りと悲しみ/ 不安と恐怖/ 希望)/ 第2章 大切な人のために家族ができること(やり残したことを叶えるためのサポート/ その人の人生の物語を知る(ライフ・レビュー)/ 正直な会話をする―そのための三つの言葉/ 象徴的なメッセージを見逃さない/ 音楽で気持ちを伝えるためのヒント)/ 第3章 グリーフについて―悲しいのは、当たり前のこと(グリーフを経験している人の心/ 遺される子どものグリーフについて)

【著者紹介】
佐藤由美子 : ホスピス緩和ケアを専門とする米国認定音楽療法士。バージニア州立ラッドフォード大学大学院音楽科を卒業後、オハイオ州シンシナティのMusic Therapy Servicesに所属し、ホスピスで10年間音楽療法を実践する。米国音楽療法学会誌“Music Therapy Perspectives”やオンラインジャーナル“Voices:A World Forum for Music Therapy”にて、音楽療法に関するさまざまな論文や記事を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サワコ

    あのとき、、、もっと何か出来たのではないか、もっとして欲しいことがあったのではないか、、、と思いを巡らせることがあります。送る側、送られる側、誰でもどちらとも経験するわけですから、今、知っておきたいと思い手に取りました。今年のマイベスト本です。

  • くらーく

    音楽ってイイですな。亡くなった義父のお見舞いに使えれば良かったなあ、と。

  • イチゴタルト

    もし最後に言葉で伝えることができなければ音楽を活用したいと思えました。

  • okatake

    人が死ぬということは、その人だけが経験すること。周りの人間は死ぬことは経験できないのです。遺される家族ができることは、その環境を整えることです。一つは、コントロール感。自分で選択できる感覚を与えること。そして、死に至るまでの恐怖感を癒やす共感をしてくれる人なのです。 人は、死ぬときに人生で得たものを持っていくことはできません。できることは、残していくこと。回想や言葉は、過去を振り返り、内省し、生きてきた意味を考えることができるのです。何を残したのか、残していくのかは死に際には大切なことなのかもしれません。

  • atsuto.

    ばあちゃんの死に直面して、自分がすべきことは何なのかを考えるために読んだ。 自分がどうしたいのかを中心に考えていたことに気づいた。 ただ、長く生きるのが正解ではないんじゃないかなっていう考えが初めて出てきた。 頭ではわかってたけど、死に向き合うことで、生きることを考えさせられた。 幸せってなんなのか、人生ってなんなのか、前より少し考えが広がった。 人生は長生き競争ではない。 例え短い人生でも幸せにはなれるし、生きる意味があるのだろう。

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