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書くインタビュー 5 小学館文庫

佐藤正午

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094071955
ISBN 10 : 4094071954
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インタビューの聞き手が編集者に代わった。趣味の競輪談義も盛り上がり、メールのやりとりは終始のんびりムードで進むかに思われた。ところが、ある質問メールをきっかけに、話題は一気に「小説の書き方」へと展開する。「僕にはこういう書き方はできない(かも)な」同業者たちの小説を読んだ作家は、弱気な発言をくり返すが―。じわじわ攻めてくる「言葉遣いの革命」とは?連載の継続記録が幻に!?作家がスクショで保存した名言の内容は?緊急事態宣言の渦中でも、気心が知れた編集者を相手に、名物作家の“素の顔”がにじみ出る往復メール集。

目次 : 1 記憶について(SSGT/ 中吉/ 競輪のことだけ ほか)/ 2 二〇一九年、八月(ここまで出てきてるのに!/ 言葉のど忘れについて/ 鉄ヲタではありません ほか)/ 3 報告(苗字と下の名前とそれから/ 年賀状/ 自由であるべきだ! ほか)/ 4 グランプリの準備(集中する前に/ 潜る/ 実家の母親 ほか)

【著者紹介】
佐藤正午 : 1955年長崎県生まれ。1983年『永遠の1/2』で第七回すばる文学賞を受賞。2015年『鳩の撃退法』で第六回山田風太郎賞を受賞。2017年『月の満ち欠け』で第一五七回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ソラ

    〇佐藤正午さんという作家には小説からじゃなくエッセイから入ったので、小説よりもこういうパーソナルな部分が出てくる作品の方が好きだったりする。言葉の選び方とかが好きで。

  • こすも

    仕事が忙しくて本を読む気力が出ないときでも、佐藤正午さんの『書くインタビュー』はするすると読めちゃう。女性の登場人物を姓の呼び捨てで書かれた小説が少ないという話題からの展開が特に面白かった。

  • ponnnakano

    いや〜、おもしろかった。書くインタビューはいつまでも続いてほしい。最高です。インタビュアーが担当編集者(しかも競輪好き)に代わったせいか、やりとりに親密で気心の知れた感じがしますね。初め、ほとんど競輪の話しかしないので、もしやこれで一冊行くつもりか?と思ったら、急に小説の話も出てきてこの落差もいい。当たり前ですが、小説の話になると、(おもしろく読ませるのは変わらないけれども)真面目に色々語っており楽しい。「ワンチャン」をやたら使ってくるのも笑える。正午さんが面白いと思った小説が挙がってたのでいずれ読む。

  • O-chami

    往復メールによるインタビュー集もはや第5弾。聴き手も変遷を重ね、今は小学館編集者のオオキくん。緩い競輪談義が続くと思いきや、鋭い小説分析〜言葉の応酬〜そこまで言うかと思う程の的を得た厳しい指摘。・・と言いつつも、正午さんは「言葉を喋る時も、ものを書く時も、どんな時でも、絶え間なく人を笑かしにいってるんだよ。」と宣っているんです😅 実は優しい“素"の人柄が滲み出てしまうのが、このシリーズの醍醐味ですね。 BGMは、KING CRIMSONで・・・「I Talk To The Wind 〜風に語りて」🎶

  • ソラ

    【整理・再読】

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