税務調査官の視点からつかむ印紙税の実務と対策-顧問先に喜ばれる一歩踏み込んだアドバイス-

課税文書だと思っていなかったでは済まされない！税務調査であわてないために税理士ができる印紙税のアドバイスとは？国税当局での実務経験豊かな著者が、“実際に税務調査で指摘された実務上誤りやすい取扱い”をわかりやすく解説。

目次 : １　印紙税法の考え方と基本的な仕組み（印紙税法の特色/ 課税範囲/ 課税標準と税率　ほか）/ ２　税務調査官の視点からみる調査時のポイント（印紙税調査の概要/ 印紙税の税務調査権限/ 印紙税調査の体系　ほか）/ ３　税務調査で指摘される不納付事例と留意事項（契約書の課税事項の把握誤りによる不納付事例/ 契約書上の契約金額（記載金額）の取扱い誤り、算出誤りによる不納付事例/ 契約書の所属決定ルールの認識不足による不納付事例　ほか）/ 巻末資料

【著者紹介】
佐藤明弘 : 国税庁課税部消費税課勤務などを通じて、長年にわたり消費税や間接諸税（主に印紙税）の審理・課税事務を担当。国税庁課税部消費税室課長補佐、税務大学校研究部教授、東京国税局調査第一部特別国税調査官、同局課税第二部統括国税調査官（印紙税等調査担当）、弘前税務署長、税務大学校専門教育部主任教授、東京国税局課税第二部消費税課長、仙台国税不服審判所部長審判官、江戸川北税務署長等を歴任し、平成２９年退官。東京都中央区に税理士事務所を開設し、現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）