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ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた あなたがあなたらしくいられるための29問

佐藤文香

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750348520
ISBN 10 : 475034852X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ともに考えていくために…大学生の視点からのジェンダー「超」入門!ジェンダーを勉強したら、イクメンにならないといけないんでしょ?日本はLGBTに寛容な国だよね?フェミニズムって危険な思想なんでしょ?なんでジェンダーのゼミにいるのに化粧してるの?性暴力って被害にあう側にも落ち度があるんじゃない?―「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざまな「問い」に悩みながら、それらに真っ正面から向き合った、真摯で誠実なQ&A集。

目次 : 第1章 これってどうなの?素朴な疑問(男女平等をめざす世の中で女子校の意義ってなに?/ 「○○男子/○○女子」って言い方したらダメ? ほか)/ 第2章 セクシュアル・マイノリティについてもっと知りたい!(テレビにはゲイや女装家、トランスジェンダーが出ているけれど、違いはなんなの?/ 「ホモ」、「レズ」って呼び方はダメなの? ほか)/ 第3章 フェミニズムって怖いもの?(フェミニズムって危険な思想なんでしょ?/ どうしてフェミニストはCMみたいな些細なことに噛みつくの? ほか)/ 第4章 めざしているのは逆差別?(男だって大変なのに、女がすぐハラスメントと騒ぐのって逆差別では?/ 管理職の女性を30%にするって、女性だけを優遇する逆差別じゃない? ほか)/ 第5章 性暴力についてもっと考えたい!(性欲って本能でしょ、そのせいで男性が女性を襲うのも仕方ないよね?/ 性暴力って被害にあう側にも落ち度があるんじゃない? ほか)

【著者紹介】
佐藤文香 : 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(学術)。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門はジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    一橋大学社会学部佐藤文香先生のゼミ生一同で作成。21人のメンバーのようだが、留学生も4人(アメリカ、韓国2,中国もしくは台湾)いて、さすがにグローバルなところもある社会学ゼミ。Q&Aスタイルをとる。最初に質問(多くは素朴な)があって、それに3ステップで考えを深めて行こうというスタイル。例えばQ3「男女平等は大事だけど、身体の違いもあるし仕事の向き不向きはあるんじゃない?」こんな質問が29問。それらに対する回答は実に明快で、それでいて丁寧に向き合っている。さらには理論的な裏付けもしっかりしている。強推薦!

  • けんとまん1007

    自分自身が持っている価値観・指向を考える。日頃、何気なく使っている言葉、耳にする言葉、眼にする言葉を考え直してみる。そんなきっかけになる。表面的なことではなく、何故、そんな風に扱われるのかを考えることが、第一歩。ジェンダーについて考えることは、そもそも、一人の人間のありようについて考えることにつながる。少し、時間をおいて考える癖をつけるようにしよう!

  • 夜長月🌙新潮部

    性差別、LGBTQ、フェミニズム、性暴力についての解説を一橋大学のジェンダー研究ゼミの学生たちが考えたものです。そのため専門の研究者による学術書より理解しやすい内容になっています。性差別は意識的な打破以上に無意識レベルでの差別の再生産をくい止めることが大切です。社会的に組み込まれた再生産は実に巧妙であることがわかります。

  • ちゅんさん

    一橋大学のゼミでの成果を一冊にまとめた本。大学生の視点からの超入門と言うだけあってドキッとする質問("性暴力の被害者って女性だけだよね?"など)が結構あるがその認識の偏りや誤りをホップ・ステップ・ジャンプの3段階に分けて分かりやすく回答していく。中学生からでも読める内容だし若い頃からこういう本に触れられたら幸運だと思う。ジェンダーを学ぶはじめの一冊にとてもいいのではないか。

  • テツ

    ジェンダー論の前に人間関係で基本的且つ最も重要なことは「目の前にいる相手に敬意を払うこと」だと思っている。そして性差で役割を固定されることが不愉快だという方がいるのならそれをしないようにしようぜというだけのことだと思っている。でも世の中にいる性差の上にあぐらをかく人間にはその程度のことが解らない奴らが想像以上に多いのだ。大学生の子たちがこうして思考を重ね、その積み重ねを解りやすく外部に伝えていこうとする活動はいつかそうした古い呪いを破壊してくれるのかもしれないな。目の前にいるのは男や女じゃない。人間だ。

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