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科学者、あたりまえを疑う

佐藤文隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791769025
ISBN 10 : 4791769023
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ほんとうのクリティカル・シンキングのすすめ。科学の本質を見つめて、いま起きている社会の問題を考え直したとき、いつもどおりの世界がすべて不思議に思えてくる。「科学ってなんだっけ」。碩学のいまさらながらの問いかけからはじまるユニークにして痛快なエッセイ集。

目次 : 大森荘蔵の「時は流れず」、量子力学90年「汽車が別れをつれてくる」/ ゲーテの色彩論、「できちゃった人間」「青い地球は誰のもの」/ 無人物理か?有人物理か?「こんにちは赤ちゃん」/ 重力はエントロピーの「情報力」「この道はいつか来た道」/ 「シュレーディンガーの猫」の時代「いい湯だな」/ 「問題には答え」、啓蒙思想の三要件「野ばら」/ 「法の支配」とワンダー科学「やしの実」/ 「力を抜く」マッハ力学「守るも、攻めるも」/ 京大同学会「綜合原爆展」「人はおばけになる」/ 司馬遼太郎の昭和、「行としての科学」「今は山中、今は浜」/ オッペンハイマーという選択―「娘さんよく聞けよ」/ 「民主主義」、そして四つの科学―「君の行く道は」

【著者紹介】
佐藤文隆 : 1938年山形県鮎貝村(現白鷹町)生まれ。60年京都大学理学部卒。京都大学基礎物理学研究所長、京都大学理学部長、日本物理学会会長、日本学術会議会員、湯川記念財団理事長などを歴任。1973年にブラックホールの解明につながるアインシュタイン方程式におけるトミマツ・サトウ解を発見し、仁科記念賞受賞。1999年に紫綬褒章、2013年に瑞宝中綬章を受けた。京都大学名誉教授、元甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • るっぴ

    タイトルが気になって、手に取った本。読んでみて、面白かったが、原爆の話には、いろいろと考えさせられた。

  • Go Extreme

    経済大国と科学の矮小化 科学の「思想」としての戦後民主主義 「疑いを疑うも亦た信」 迷いを判定する方程式の不存在 科学は権威がこける物語 当面の敵を一人に 物理学の時間と主観の不在 アインシュタインの現代物理学への不満 量子力学の「点描法」の陥穽 「Now」を断絶 汽車というメタファー 無意味な過去 ごみ収集車へ 自然に織りなす人間存在の思索 ゲーテ対ニュートンの光学闘争 量子力学 ニュートン以来の革命 自分と世界の合作「できちゃった人間」 宇宙 主観と客観の共同過程 ホログラフィック原理 平面に全情報

  • takao

    ふむ

  • まめ

    [図書館]『量子力学は世界を記述できるか』も読んでみたいが、図書館に無い…… 購入して歯が立つものか?

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