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物理学の世紀 講談社学術文庫

佐藤文隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065358139
ISBN 10 : 4065358132
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

相対性理論、量子力学から、マンハッタン計画、ニュートリノへ―。アインシュタイン、湯川秀樹ら巨星たちが切り拓き、あらゆる領域に「帝国」の版図を拡げた物理学の現代史を、自身第一線で活躍してきた著者が縦横無尽に活写。「黄昏」も囁かれる転換期、“ものの見方”を探究する物理学の現状とあるべき未来をも示す、無二の証言にして提言の書!

目次 : 第1章 物理学の世紀―百年のうねり(第一期―X線から量子力学まで/ 第二期―原爆からクォークまで/ 第三期―コンピューターと量子工学)/ 第2章 原子の言葉―創造(ケルビンの「二つの暗雲」/ 思いがけない発見 ほか)/ 第3章 物理帝国―展開(原子と周期律表/ 物性物理 ほか)/ 第4章 物理のデザイン―成熟(アインシュタイン生誕百年/ 三つのスーパー ほか)

【著者紹介】
佐藤文隆 : 1938年、山形県生まれ。京都大学名誉教授。専攻は一般相対論、宇宙物理学。トミマツ・サトウ解の発見などの業績を上げるとともに、啓蒙書の執筆も多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    本書の原本は1999年刊、定年退官を控えた佐藤文隆京大教授が自身の研究生活を振り返りつつ20世紀の物理学の進展を語る。19世紀末、古典物理学には暗雲が立ち込めていた。理論では光はエーテルという媒質を介して伝播すると考えられていたが実験で検出できず。20世紀に入り原子やその核を支配する量子力学、空間と時間の関係を扱う特殊相対論、重力を説明する一般相対論が発表。エーテル仮説は不要となり、X線及び放射能が発見され、原子の崩壊が認められた。特殊相対論のE=mc↑2公式で膨大な核エネルギーの存在がわかった。→

  • kentake

    20世紀に世界の物理学は大きく発展し、その成果が現代社会を大きく変えてきた。 本書では21世紀を大きく3期に分け、物理学が発展してきた歴史を、その時代に活躍した多くの科学者の経歴と共に記述している。量子力学の黎明期から、原爆開発やコンピュータ開発に至る経緯など、物理学の歴史の流れがわかり興味深い。個々の学問的成果に関する記述は、難解で分かりにくい点も多いが、核物理学に対する社会的認識が、原爆開発の前後で大きく異なるなど、物理学も歴史の流れの中で、変化を遂げてきた経緯が分かり面白い。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/1d5d7038-553b-48a8-bd08-fceb9863cd04

  • horada

    ***

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