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瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編

佐藤成史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864473545
ISBN 10 : 4864473544
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

熱い思いが込められた名著、復刻。本書は瀬戸際に追いつめられた渓流魚たちの貴重な記録であるとともに、ひとりのフライフィッシャーの冒険談でもある。

目次 : ヤマメの南限を求めて 鹿児島県(1991年4月)/ 屋久島のヤマメ 鹿児島県(1993年4月)/ “マダラ”と九州ヤマメ 宮崎県(1997年4月)/ 国境の島に棲むヤマメ 長崎県(1994年4月)/ 四国山地にイワナを追いかけて 高知県(1993年4月)/ 四万十川と天然アマゴ 高知県(1996年4月)/ 隠岐島探釣記 島根県(1995年4月)/ ゴギの里にて 島根県(1992年4月)/ 限りなくヤマメに近いアマゴが棲む渓 岡山県(1994年5月)/ 南紀のアマゴ 和歌山県(1996年5月)/ キリクチ 奈良県(1992年4月)/ 流紋岩魚と奇跡の渓 滋賀県(1994年5月)/ 琵琶湖とイワナたち 滋賀県(1995年5月)/ イワメの渓 三重県(1992年3月)/ 黒部源流、日本最高所のイワナ 富山県(1994年8月)

【著者紹介】
佐藤成史 : 1957年、群馬県前橋市に生まれる。生家は海産物問屋で、幼少時より魚や海産物と親しみ、近所の利根川で魚釣りを習得する。北里大学水産学部在学中はイワナの研究に没頭。卒業後はいくつかの職を経験したのち、フリーランスのライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ようはん

    東日本編では利尻・礼文の渓魚について触れられていたが、対馬や隠岐島、屋久島にもヤマメが生息する渓流があるというのは意外。そもそもイワナが放流したケースを除き四国や九州で生息せず、ヤマメの天然種の南限が鹿児島と宮崎の境あたり等に関しては殆ど知らなかった。とはいえ放流による影響もあり地域ごとの固有種が消えつつあるのは今現在も変わらない問題ではある。

  • 六点

    1998年に上梓された同名書の増補改訂版である。「瀬戸際」とは、この本に於いては「分布南限」だったり、「分布境界」だったりするわけだが、声高に主張されているのは「地域個体群の存亡」である。槍玉に上がっているのはダムであり、拡大造林であり、砂防事業である。反対するのは、釣り人であり、また、ネイチャリストであれば当然であろう。山に人が住まなくなろうとも、治山治水は必要であるし、拡大造林も、戦後の人口急増期に於いては必要であったのだ。永遠にぬこ田は、そこで折合いを付けるか、「瀬戸際」で悩むのだろう。

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