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思い出の屑籠

佐藤愛子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120057083
ISBN 10 : 4120057089
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人生の終着駅で思い起こす、幼い頃の幸福。お待たせしました、百歳の最新刊!

目次 : モダンガールが来たァ/ サンタクロースはいなかった/ ばあやの鼻/ 嘘について/ 全生涯で一番の幸福/ なんでこうすぐに涙が出るのか!/ お遊戯会/ イロハのハッチャン/ そしてばあやはいなくなった/ 安モンはおいしい/ ハナはんのハナ/ 長男なのに名は八郎/ はじめての敵意/ 海の色

【著者紹介】
佐藤愛子 : 1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。69年『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、79年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、15年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。17年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    佐藤愛子先生、100歳!おめでとうございます!💖しっくりくるタイトルに文字が大きくて読みやすい。一番凄いなぁと思ったのは、2歳の頃のことを覚えているって・・私の一番古い記憶って何だろう?もう、残っている写真で聞かされたことが思い出にすり替えられている気がしてならない・・(汗)昨日のことも怪しくなってる情けなさ。愛子先生、お元気でいてください。心からそう思う。

  • azukin2

    愛子センセのもしかしたら最後になるかもしれないエッセイ。幼少期から小学生になった頃までの思い出を綴られたもの。2歳からの記憶があるなんてもうびっくり!佐藤紅緑の娘でサトウハチローの妹なのは知っていた。お嬢様育ちでばあややねえやたくさんいて甘えて育っていた頃の話が書かれてる。自分が思っていることが声に出せなくてすぐ涙が出ていたという辺り、私の小さい頃とそっくり!つい思い出してしまった。まあ、同じ誕生日だから性格似てるのかなあ?来月の5日には101歳におなりになる。祝愛子センセ!まだまだ長生きして下さい。

  • Makoto Yamamoto

    何がめでたい90歳!から著者にはまってしまった。 特にこれから行く道なので、納得することも少なくない。 今回のエッセイーは幼少期のことが主になっていて、興味深く読ませてもらった。

  • harupon

    『婦人公論』2022年9月号から2023年10月号連載が単行本「思い出の屑籠」として2023年11月発行。前書きに『この11月で満百歳になる』と記されている。佐藤愛子さんの幼少期から小学校時代までの思い出。とにかく凄いです。思い出の宝物がザックザク出てくる。夢中になって読み終えました。文字が大きく読みやすい。今は百一歳おめでとうございます。

  • まぁみ

    記憶力すごいな、読後真っ先に出た言葉でした。文字が大きくて最初は戸惑いましたが、すぐに慣れ、結果とても読みやすかった(笑)。お姉ちゃんがお父さんやお母さんより面白い。人間味に溢れたとは、こういう人のことだと改めて感心した。愛子先生は、百歳なんだなと時代背景に所々驚かされ納得させられました。愛子さんファンへのサービス精神が詰まってたなあ。いつでも再読できるように、身近なところに置いておきたい一冊。

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