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往復書簡集 はからずも人生論 小学館文庫

佐藤愛子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094074192
ISBN 10 : 4094074198
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『九十歳。何がめでたい』を超える興奮の書

◎佐藤愛子さん曰く「人生論を書くつもりはなかったけれど、図らずも人生論になってしまいました」
◎小島慶子さん曰く「佐藤さんが下さった最後のお手紙の一節に、私は不覚にも涙が出ました」
1923年生まれの佐藤さんと1972年生まれの小島さんが交わした空前絶後の往復書簡集。テーマは夫婦のこと、生きること、今の時代、書くこと、話すこと、戦うことなど、実に様々。「理屈の隘路にハマって呻吟している」小島さんの悩みに、時に厳しく時に優しく返事をする佐藤さん。往復書簡だからこその至言、金言が続出する大興奮間違いなしの一冊です。

<夫婦喧嘩の大義は要するに「ウップン晴らし」ですからね。「颱風一過。後は雲ひとつない、ルンルン青い空」が望ましい>(佐藤さん)
<佐藤さんは私の愛が深いとおっしゃいます。そうかもしれませんが、だとしたら愛なんてロクなもんじゃないと思います>(小島さん)

読後感はルンルン青空。元気がわき出ること請け合いです。

本書は、『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』を文庫化にあたって改題し、デザインなども一新。単行本から5年、小島さんの「文庫化にあたっての後日談」を新たに収録しています。


【編集担当からのおすすめ情報】
◎担当編集者曰く「二人のやり取りは羨ましいほど親密で、震え上がるほど激烈。心を撃ち抜かれます」
本書で交わした二人の手紙はとても個人的で、率直で、親密なものです。最初、そうした二人だけの私信を覗き見るような感覚がしたほどです。悩みを赤裸々に打ち明ける(こんなことまで、と驚愕)小島さんと、それを笑い飛ばしながらもどこまでも真剣に答える(こんな回答を、と頓悟)佐藤さん。本書を読むうち、きっと悩みはどこかへ消え去り、勇気と元気をもらえること請け合いです。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chinayo

    女性誌の連載の文庫版。佐藤愛子と小島慶子の往復書簡なのだが、佐藤愛子の90歳後半とは思えぬ文才と彼女が思う小島さんへの分析が的確でさすが大正生まれは違うなって思ったし、佐藤愛子の魅力をより一層感じた。

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