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増補版 九十八歳。戦いやまず日は暮れず

佐藤愛子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094083729
ISBN 10 : 4094083723
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大ベストセラーの続編が大増量で文庫化!!

25万部を突破した単行本に、林真理子さんや綿矢りささんとの対談、爆笑エッセイや群ようこさんの寄稿を新たに収録した大増量の永久保存版!

草笛光子さん主演の映画『九十歳。何がめでたい』の原作は、『九十歳。何がめでたい』と、その続編である本作。
90歳を超えて刊行した『九十歳。何がめでたい』がなんと2017年の年間ベストセラー第1位になるほどの大ヒット。にわかに忙しくなった愛子センセイはヘトヘトの果てに昏倒!?

タイトルは、1969年に発売された直木賞受賞作『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤センセイ)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作の一つです。
それから半世紀以上を経て、作家人生最後の一冊として発売した本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、こんな年になっても戦いは終わらず、日も暮れていない――。愛子センセイが長い人生を生きて来た実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った抱腹絶倒のエッセイや林真理子さんや綿矢りささんとの対談をご堪能ください。

【編集担当からのおすすめ情報】
佐藤愛子先生は、2023年11月5日に100歳を迎えました。そんな100歳のめでたい年に、『九十歳。何がめでたい』の映画化が決まり、また改めてたくさんのかたにこの本を読んでいただけることが何よりうれしく思っています。映画の原作は『九十歳。何がめでたい』と、この『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』。映画では、このエッセイシリーズが誕生した裏側も面白おかしく描かれていますので、ぜひ本書を片手にご覧ください。
また、この増補版の文庫では、林真理子さん、綿矢りささんとの対談を収録しています。今は亡き文学仲間との話や人生の意味など、お二人だからこその問いと、それにまっすぐに答える佐藤さんのやりとりは必読です。単行本をご覧になったかたにも楽しんでいただけるように作りました。ぜひご堪能ください。


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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 財布にジャック

    いやぁ〜、98歳でこのパワーとは恐れ入りました!! 若い頃読んだ佐藤さんのエッセイが、よみがえりました。 春に91歳で永眠した母が佐藤さんのファンだったので、これを読ませてあげられなかったのが悔やまれます。

  • あや

    ご年配の方にも優しく字が大きく読みやすい。もう書かないというより書けないとおっしゃるが、田辺聖子さんへの追悼文も瀬戸内寂聴さんへの追悼文も良かった。林真理子さんとの対談も面白い。この本を買って本当に良かったのは、買ってそのへんに置いておいたら85歳の母が読破して、自分の蔵書の佐藤愛子さんの『血脈』を読み返し始めたことです。日々暑いですが、どうかお元気でいらしてほしいです。

  • Hong Kong @新潮部2025

    大先輩ですね。参考にさせていただきます。

  • ロボット刑事K

    断筆宣言した佐藤愛子さん、最後のエッセイ集です。著者近影も闊達としてらっしゃる。しかし、佐藤さんは御歳百歳を越えられてますし、本作でも、目が耳がと肉体的な衰えが綴られてますし。ごく一般的な後期高齢者はこんなに活躍できないですよね。ちなみに佐藤さんは以前「後期高齢者って言葉に敏感に反応して差別的だと言う人がいますが、だったら末期高齢者とでもすればよろしい。」なんて過激なことおっしゃってましたね。☆4つ。しかし佐藤さんってホントに素敵な歳の取り方されてます。草笛光子さんが演じてらっしゃる映画も観てみたいです。

  • まいさん

    2023年に百歳を迎えられた佐藤愛子さんが、「ヘトヘトの果て」とぼやきを綴り、長く生きるのも大変なのよと理想の老後を明かす。この辛口でユーモアのあるエッセイをこの先もう少し読みたいなぁと思った。

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