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(仮)ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集

佐藤愛子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774792705
ISBN 10 : 4774792705
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あるがままに受け容れよう。人生が終着駅をめざして速度を落としていく…老いとは?死とは?波瀾万丈の日々から紡ぎ出された渾身のメッセージ。

目次 : 第1章 老い―老いは人生の総仕上げである/ 第2章 死―ああ面白かったと言って死にたい/ 第3章 人生―思い通りの人生は退屈である/ 第4章 幸福―めげずに生きようとする力/ 第5章 性―私はこんなふうに生きてきた/ 第6章 家庭教育―生きる力を培ったもの/ 第7章 人間―興味と愛情が尽きせぬ存在/ 第8章 男と女―マコトの女 いい男/ 第9章 夫婦―失敗しても結婚した方がいい

【著者紹介】
佐藤愛子 : 1923年(大正12年)、大阪に生まれる。甲南高等女学校卒。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。1950年(昭和25年)、「文藝首都」同人となり本格的に創作活動を始める。1960年(昭和35年)、「文學界」に掲載された「冬館」で文壇に認められ、1969年(昭和44年)、『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞を、1979年(昭和54年)、『幸福の絵』で女流文学賞を受賞。2000年(平成12年)、佐藤家の人々の凄絶な生きかたを、ありありと描いた『血脈』で第48回菊池寛賞を、2015年(平成27年)、『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞。2017年(平成29年)、旭日小授章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のんぴ

    快楽を追求し、不快を避けるだけの人生のどこに面白みがあるのか、と佐藤愛子先生はおっしゃる。自分に嘘はつかず喧嘩上等。相手を慮って思ってもいないことは言わない。損をいとわず信じた相手にうらぎられても、疑うことより愛することを大事にする。どんな困難、災難も受け止めて乗り越える強さ。大正生まれのこの作家は情熱的で破天荒。人間観察に鋭く、ものごとの裏表を見抜き、悲惨なことの中にユーモアを見出すことを忘れない。非凡な才能。身近にいたらちょっと苦手かも。

  • はかり

    佐藤愛子は初読。内容にはうなづける部分と理解不能な部分が半々。佐藤愛子は相当厳しい難局を乗り越えてきた人なんだろう。男のような胆力を持った人だと言える。

  • たっちゃん

    ・老人の価値は、沢山の人生を生きていること。 ・いかに七転八倒するとも時が来たら死が終わらせてくれると思えば、死は希望になる ・死を拒否せず、馴染み、少しづつ死に近づいていくこととすれば、あるがままに死を受け入れるのだろう ・したくない仕事もしなければならないということは、不幸のようであるが、したくない仕事もやれると考えれば幸せ福である ・優しさの第一条件は、相手の気持ちを忖度できること。 ・人生には、つまづきが、必要 ・魅力ある人とは、矛盾を削り、整理しようとせず、矛盾を矛盾のまま内蔵できる人

  • 晩助バンスケ

    母のために買っている佐藤愛子の著書たち。どれか読んでみたいと思って手にしたら、いままで書かれた作品の格言集だった。この方の著書の方向性も判ったし、なかなかおもしろかった。その格言がどの作品で書かれたものかも添い書きされているので、どれか読んでみようと思う選択指針にもなった。次は「上機嫌の本」を読んでみようとおもう。

  • あいゆり

    歯に衣着せぬ物の言い方は、特には人を傷つけるという人もいるかもしれないが、あらゆる方面に気を配り、同調が求められる世の中にいて、彼女の意見や言葉は小気味良く、かくありたいと思わせる、そんな一言ひと言が胸に刺さる。

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