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こんなふうに死にたい

佐藤愛子(作家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101064123
ISBN 10 : 4101064121
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1992
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

北海道の別荘で聞いた、屋根の上の不思議な足音―。それは霊から私への最初のメッセージだった。以来、頻繁に届けられるメッセージ、死者が投げかける合図の意味を探り、私は死後の世界や祖先のこと、やがて訪れる自らの死へと思いを深めていく。こんなふうに死にたいと考えることは、より素晴らしい生を望むこと。いまだ科学では計れない霊体験をあるがままに綴ったエッセイ。

目次 : 父の死から学んだこと/ 屋根の上の不思議な足音/ 佐藤家の過激な血脈/ さまよう霊たちからのメッセージ/ 大いなるものの意志/ 前世の我が故郷・ウラカワ/ 死後の世界を考える/ 煩悩の頭剃りかね昼寝する

【著者紹介】
佐藤愛子 : 1923(大正12)年、大阪市生れ。甲南高女卒。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。’50(昭和25)年「文藝首都」同人となり処女作を発表。’60年「文學界」に掲載された「冬館」で文壇に認められ、’69年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を、’79年に『幸福の絵』で女流文学賞を受賞。佐藤家の人々の凄絶な生きかたを、ありありと描いた大河小説『血脈』で、2000(平成12)年菊池寛賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • naoっぴ

    【ホラー週間@月イチ】小さい頃から、人は死んだら無になる、仏壇は死者を偲ぶためと信じて疑わなかった著者が、ある時から始まった奇妙な霊現象に悩まされ、いやもしかしたらあの世は確かに存在するのかもしれない、と考え方が変化していく。ものすごく怖い体験だったからこそ、ユーモア仕立てに書くしかなかったというが、これがめっぽう面白くて読んで思わず吹き出してしまう場面も。怖いんですがね(笑) 体験した全てを肯定しそこから死に方と生き方を考える著者に私も考えさせられます。河合隼雄、美輪明宏両氏の解説が実に興味深い。

  • kinupon

    こんなふうに死にたい・・・・これってこんなふうに生きていきたいっていうことですよね

  • パフちゃん@かのん変更

    50歳過ぎて北海道に別荘を建ててから、いろんな霊障が起きるようになった。その話は他の本でも読んだが、視えない私には視える人の体験が本当のところよくわからない。佐藤さんはまっすぐで豪快な人だからこの心霊話が嘘やでっち上げでないことはわかる。死ねば無になると思っていた筆者が先祖の霊や前世の霊にとりつかれる。浮遊霊も成仏したくて、人を選んで憑くものらしい。佐藤さん頼りがいがありそうですものね。死後の世界だの輪廻転生だのよくわからないが、心残りのない人生を送り未練を残さず微笑んで死にたいものだ。

  • クプクプ

    霊がテーマの本だった。不吉なことが起きると、成仏できなかった霊が佐藤愛子さんに憑いていると書かれていた。佐藤愛子さんは自分を疑い過ぎ、自信がないのだと思った。同じく霊を信じる美輪明宏さんのアドバイスを佐藤愛子さんが鵜呑みにし過ぎだと思った。この作品は読者を安心させる北杜夫の文章と逆で読者を不安にさせるものだった。この本を読んで自分に自信がないのはよくないと悟った。私も、もっと自信をもって生きていこう。

  • なんとなく題名にひかれたのと…お風呂本にちょうどいい薄さ♪と思って買ったけど、内容がお風呂本に適さなかった(@_@;)背後が気になって…(@_@;)無理。思っていたのとぜんぜん違う内容でしたが、とても気になる本でした!

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