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ISBN 10 : 4022616016
Content Description
自閉症の青年による殺人事件は、なぜ単なる「凶悪な通り魔」による殺人事件とされてしまったのか?四年にわたる取材から浮き彫りになる、障害を持つ青年の取調べ・裁判、そして何より当人が罪の重さを自覚することの難しさ。刊行時に大きな話題を呼んだ問題提起の書、待望の文庫化。
目次 : プロローグ レッサーパンダ帽の男が浅草に/ 加害者・被害者―逮捕まで/ 報道―隠されたこと/ 裁判一―初公判での「沈黙」/ 被害者一―家族のアルバム、その突然の空白/ 裁判二―「障害」はどう受けとめられたのか/ 裁判三―「自閉症」をめぐる攻防/ 加害者一―「なぜ顔を上げないのか」と男は問い詰められた/ 加害者二―放浪の果て/ 被害者二―「思い出も、声も忘れたくないのに…」/ 被害者三―「教え子の事件」が連れてきた場所/ 裁判四―消された目撃者/ 裁判五―「殺して自分のものにする」と言ったのは誰か/ 裁判六―彼らはどのように裁かれてきたのか/ 被害者三―「この国を腐らせているのはマスコミのあなたたちではないか」/ 加害者四―責任と贖罪/ 裁判七―それぞれの判決/ エピローグ―最期のレクイエム
【著者紹介】
佐藤幹夫 (書籍) : 1953年秋田県生まれ。國學院大学文学部卒業。批評誌『飢餓陣営』主宰。フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こばまり
読了日:2019/10/12
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