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身体のダイアロ-グ 佐藤学対談集

佐藤学(教育学)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811806655
ISBN 10 : 4811806654
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
佐藤学 ,  

Content Description

多様なジャンルを交差する8編の対話は、ポスト・バブル、オウム以後の思想と文化の混乱を読み解き、教育を覆うニヒリズムを内破する言葉を創出する。子どもの魂の危機的状況を読み解くための対話集。

【著者紹介】
佐藤学 : 1951年広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。東京大学大学院教育学研究科教授。教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 寛生

    【図書館】内田が「死と身体」で言及していた本。やはり「死」が日本社会のあらゆる所で排除されタブー視されているから、「生」や「身体」「五感」もバランスを崩している。思っていたよりも、社会では言葉と身体性のバランスも崩壊している。身体性がない言葉、インフラで溢れる言葉の洪水。子供たちの芸術に感動することも何かに憤る感情さえも、市場主義経済と携帯文化が奪いさっていったのか?商品を消費するだけのモードが溢れる社会の中で子供たちは気力を失っている。だが中沢や佐藤は祈りについて語り始め、新しい共同体を模索する。

  • 東京には空がないというけれど・・・

    8編の対談集。モノローグという単独の語りではなく、ダイアローグという対談によって、教育について新しい地平を開いていくという学問的試み。近代以降、子どもは原料で、工場のベルトコンベヤーに乗せられ、国家のためになる製品として加工されていく。それがカリキュラムであるという視点。戦前は、朝鮮半島で唱えられた皇民化教育が、逆に日本本土に輸入され加速していったという視点。そして、国民国家は暴力装置であり、国民教育は軍隊教育とセットであったという視点。そして現代は、個人が身体を取り戻す時代だという視点が展開されている。

  • HIRO1970

    ☆★☆10年くらい前の本ですが、この中で語られている問題は全て現在進行形の問題です。身体という視点から教育を考えると見えてくる・・・。各界の第一人者との対談は非常に興味深いものでした。

  • 時折

    五年ぶりくらいの再読。いろいろな対話の中に刻まれているずっしりとした確かな認識がベースにあっての教育実践なんだと思うと、この人の凄味がじわっと伝わってきます。

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