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教師花伝書 専門家として成長するために

佐藤学(教育学)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098373840
ISBN 10 : 409837384X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
佐藤学 ,  

Content Description

世阿弥が「花は心、種は態」と記した『風姿花伝』の精神にのっとって、教師が授業を妙花に洗練させる「心」=思想・哲学と、その「花」の「種」となる「態」=身体技法・見識を学ぶ道筋を提示する。

【著者紹介】
佐藤学 : 1951年広島県生まれ。教育学博士、東京大学大学院教育学研究科教授。全米教育アカデミー会員、アメリカ教育学会名誉会員。日本教育学会会長、日本学術会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てら

    プロとしての教員って何だろうと考えさせられる一冊。毎日睡眠時間を確保することに必死な私にとっては遠い存在に見えてしまう。「学びの共同体」の学びが立ち現れる様子は様々な本を通して「あぉ良いなぁ」と思うものの,難易度はとても高い。本書の言うとおり専門家のなせる技である。にしても最近は小学校教員の専門性とは何だろうと思ってしまう。小学校教員はジェネラリストである。しかし,指導の柱になり得る専門性は必須に感じる。そんな専門性への向き合い方を本書は示している。

  • かるー

    15年も前の本ではあるが、目指すべき教育の考えは今と何ら変わらない。むしろ、今乱発している教育書の内容が薄く感じるくらい濃い内容だった。教師の職人性と専門性について、現場を見て分析したこと。授業研究の在り方を変えること。そういった内容がこと細やかに書いてある。また、教育改革が叫ばれる中、熟練教師の職人性が軽視されているが、そこから学ぶべきところもたくさんある。教師としての目をしっかり育てたい。

  • RYU

    教える専門家且つ学びの専門家たる教師のあり方について。教師は子どもたちの中へ入ろうとする居方ではなく、子ども全員を自分の身体イメージの中に入れ込む居方で立たなければならない。聴くことこそが授業における教師の中心的活動で、子どもの発言のもとが、@題材かA他の子どもの発言かBその子自身の思考かを認識することが必要。こういった聴き方をする教師は子どもの発言の受容にタメがあり、子どもたちの思考を深くし、学び合う場をつくる。子ども一人ひとりの学びと尊厳、教材の発展性、教師自らの哲学をバランスよく尊重することが重要。

  • hr

    「教師論」としては興味深い。「学びの共同体」についての言及は、児童・生徒・教師の授業での様子の描写にとどまっており釈然としない。雰囲気が良ければ「学びの共同体」は成功なのか。違うだろう。その時間を通して児童・生徒がどんな力をつけて、別の問題にどう対処できたかではないのか。高校での成功例として「学びの共同体」導入後に中途退学・転学者が激減したとある。「学びの共同体」の目的はそんな数字の変化なのか。違うだろう。数年後・十数年後・数十年後にどんな力の源になるかではないのか。懐疑は続く。

  • wattann

    ここにでてくる教師の方々の実践すてきです。 知性を感じます。

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