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韓国・国家情報院 巨大インテリジェンス組織と権力 幻冬舎新書

佐藤大介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344987708
ISBN 10 : 4344987705
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

尹前大統領の戒厳令宣布にも関与


強大な権力を持ち、政治を動かす

秘密組織の全容に迫る!



大統領直轄の情報機関・秘密警察であり、強大な権力を持つ、韓国・国家情報院。

前身のKCIA、安全企画部時代には、北朝鮮に関する情報収集・工作活動を最大の任務としながらも、大統領と結託し、政敵を陥れ、民主化運動を弾圧してきた。

国家情報院として改組され、政治的中立を掲げるようになってからも、世論操作や大統領選挙での暗躍など、政治介入の疑惑は絶えない。

韓国現代史の裏側で何をしてきたのか?

予算・組織・活動の実態とは?

韓国国内でも謎に包まれた国家情報院の全容に迫る。

【著者紹介】
佐藤大介 : 1972年、北海道生まれ。明治学院大学法学部卒業後、毎日新聞社を経て2002年に共同通信社に入社。韓国・延世大学に一年間の社命留学後、09年3月から11年末までソウル特派員。帰国後、特別報道室や経済部(経済産業省担当)などを経て、16年9月から20年5月までニューデリー特派員。21年5月より編集委員兼論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    金大中氏の拉致事件以来、韓国情報機関は情報収集や分析より汚れ仕事優先とのイメージが強い。現在は政治的中立を標榜するが、数々の事件を起こした記憶は消えない。どの国でもインテリジェンス組織は政治との間合いの取り方が問題だが、クーデターで政権を奪った分裂国家の軍人が創設しただけに実質的な政治警察として機能してきたことが根本にあるとわかる。しかも弾圧されてきた側が政権を握っても、自分たちに都合のいいよう使うことしか考えなかった。王朝時代から苛烈な権力闘争が続く朝鮮半島では、情報組織など政争の手先との認識なのかも。

  • nnpusnsn1945

    韓国の情報機関で、対北情報収集や、治安維持を担当している国家情報院だが、政権交代毎に内部改編が相次いでおり不安定である。反政府側に対しての不法行為が露見することもあるようだ。前身は悪名高きKCIA(イ・ビョンホン主演の映画も本書でも出てきます。)である。朴正煕政権時に誕生し、反体制派を弾圧した、日本国内では金大中事件が発生した。朴大統領が金載圭部長に暗殺された後は、全斗煥(彼もKCIA部長を経験!)政権時に国家安全企画部に変わり、金大中政権になった1999年に現在の国情院へと変わった。

  • もっぱら有隣堂と啓文堂

    韓国映画では情報機関は頻出。ホンモノはどうなのか、それから本邦政府がようやくインテリジェンスについて動き出したのでそのあたりの興味から。KCIA、国家安全企画部、国家情報院と変遷すれども反政府運動を取り締まる政権の手先であることは変わらず。よって政権が保守か革新かにより活動の方向性が大きく振れ、院訓さえも変わる。情報機関が猫の目ではいけないだろう。対共捜査権が警察に移管され権限が縮小された国情院だが、これまでの諜報活動レベルを維持できなくなり様々な悪影響が出てくるおそれはあると思われその点はとても気になる

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