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沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか? サメ博士たちの好奇心まみれな毎日

佐藤圭一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863113350
ISBN 10 : 4863113358
Format
Books
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界が憧れる沖縄美ら海水族館の知られざる日常と非日常。

目次 : 第1章 ちょっぴりマジメな美ら海サメ学への招待(“新しい日常”の始まりは「オオグソクムシの標本」から/ “ジンベエザメの死”を乗り越えて/ 沖縄美ら海水族館のパイオニア精神/ 私は何故サメ研究者になったのか?/ “深海ザメ飼育のフロンティア”をめざして/ 世界から美ら海に集う研究者たち)/ 第2章 ちょっぴり笑える役に立たない最高のサメ研究(メガロドンは深海ザメですか?/ ホホジロザメの祖先はどんなサメ?/ メガマウスザメの光る唇/ クラドセラケの幻のペニス/ 大切なことはいつも突然に/ 役に立つ装置と、役に立たない研究)/ 第3章 美ら海は夢とともに世界へ(人々を魅了する巨大生物の謎/ 美ら海はなぜ研究するのか/ 世界をリードした水族館の仕事/ みんなでやればたくさん分かる)/ 第4章 美ら海の研究は本当に役に立たないのか?(水族館に研究論文は必要か?/ 今の記録を後世に残す大切さ/ 美ら海の研究は本当に役に立たないのか?/ 役に立たない研究は美ら海の本分!)

【著者紹介】
佐藤圭一 : 1971年生まれ。栃木県出身。博士(水産学)。1990年北海道大学入学、同大学大学院水産科学研究科・博士後期課程修了。2000年より沖縄海洋生物飼育技術センター(国営沖縄記念公園水族館)、2002年沖縄美ら海水族館勤務を経て、2013年(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター・動物研究室長に就任。現在は同研究センター動物研究室・上席研究員および沖縄美ら海水族館・統括を兼務する。軟骨魚類の比較解剖学・分類学・繁殖生態学などを中心に、幅広くサメ・エイ類の調査研究および水族館に関する普及活動を行っている

冨田武照 : 1982年生まれ。神奈川県出身。博士(理学)。2011年に東京大学・理学系研究科地球惑星科学専攻・博士課程を修了後、北海道大学総合博物館、カリフォルニア大学デービス校、フロリダ州立大学沿岸海洋研究所の研究員を経て、2015年より(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター動物研究室に勤務。現在、主任研究員。同財団水族館管理部魚類課兼任。軟骨魚類の進化学、機能形態学が専門

松本瑠偉 : 1978年生まれ。兵庫県出身。博士(水産科学)。1997年近畿大学入学、2001年北海道大学大学院水産科学研究科・博士前期課程入学、2007年同博士後期課程修了。広告会社勤務を経て、2009年より沖縄美ら海水族館に勤務。現在は(一財)沖縄美ら島財団水族館管理部・魚類課長および同財団総合研究センター動物研究室・上席研究員を兼務する。ジンベエザメやマンタなど、大型のサメやエイ類の調査研究に従事し、水族館における飼育・展示や解説を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 宇宙猫

    ★★★ 美ら海水族館の研究を重視する理由や、研究活動についての本。「こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室」が面白かったので読んでみた。「健康管理室」は水族館の仕事に焦点を当てていて、興味を掻き立てる書き方がされていたのに比べ、こちらは自分や自分の研究の紹介で、やや退屈だった。

  • おの

    去年美ら海で買ってようやく読了。面白かった!研究者いいなあ…!大変そうだけど楽しそう!若い頃に読んでたら理系を諦めなかっただろうなと思いつつ頭お花畑だったから変わらんかな。役に立たないけど面白いは本当に重要と年取って思う。「人の心を組織がガチガチに縛り付けて管理することは、創造性な仕事の妨げにしかならない」は最近失策が続く弊社の経営層にめっちゃ言いたい。美ら海の館長に組織論の本書いてほしい笑

  • ぽけっとももんが

    夏に美ら海水族館で購入。3度目の来館だったのだけれども相変わらず楽しいのなんの。確かにサメの人工子宮装置を見た。わーすごいんだろうな、と思った。これ先に読んでおけばよかったなぁ←その後そこで買ったんだってば。役に立たないとはご謙遜。確かにお金になったりはしないけれども、世界のサメがいきいき繁殖して、その餌の魚たちもぐんぐん泳いで、豊かな海になったらいいよなぁと思う。わたしたちが壊してしまった生態系を力強く永続させる為にも大切なことだ。次はこれを読み込んでから来館する。

  • seraphim

    タイトルに惹かれて。興味深く読んだ。沖縄美ら海水族館に行ってみたくなる。小口側のパラパラ漫画も素敵だった。

  • yuko

    沖縄美ら海水族館に行く機会があったので、その前にと読んでみたらすごくおもしろかった。飼育展示だけでなく研究が行われている美ら海水族館。役に立とうが立たまいがサメ好きな人たちが全力で行う研究がすごかった。海の世界はまだまだ分からないことが多いのだなあ。美ら海水族館で、しっかりサメ博士の部屋を見てきました。行く前に読むことおすすめです。

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