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脱原発の哲学

佐藤嘉幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784409041086
ISBN 10 : 4409041088
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

福島第一原発事故から五年、ついに脱原発への決定的理論が誕生した。科学、技術、政治、経済、歴史、環境などあらゆる角度から、かつてない深度と射程で論じる巨編。

目次 : 序論/ 第1部 原発と核兵器(核アポカリプス不感症の現状―ギュンター・アンダースから福島第一原発事故後の状況を考える/ 原子力発電と核兵器の等価性―フーコー的「権力=知」の視点から/ 絶滅技術と目的倒錯―モンテスキュー、ナンシーから原子力=核技術を考える)/ 第2部 原発をめぐるイデオロギー批判(低線量被曝とセキュリティ権力―「しきい値」イデオロギー批判/ 予告された事故の記録―「安全」イデオロギー批判1/ ノーマル・アクシデントとしての原発事故―「安全」イデオロギー批判2)/ 第3部 構造的差別のシステムとしての原発(電源三法と地方の服従化/ 『原発切抜帖』が描く構造的差別/ 構造的差別の歴史的「起源」―電力、二大国策、長距離発送電体制)/ 第4部 公害問題から福島第一原発事故を考える(足尾鉱毒事件と構造的差別/ 回帰する公害、回帰する原発事故/ 公害、原発事故、批判的科学)/ 結論 脱原発の哲学

【著者紹介】
佐藤嘉幸 : 1971年、京都府生まれ。筑波大学人文社会系准教授。京都大学大学院経済学研究科博士課程を修了後、パリ第10大学にて博士号(哲学)取得

田口卓臣 : 1973年、神奈川県生まれ。宇都宮大学国際学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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