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ISBN 10 : 4062586673
Content Description
『アンチ・オイディプス』(一九七二年)、『千のプラトー』(一九八〇年)、そして『哲学とは何か』(一九九一年)。哲学者ジル・ドゥルーズは、人々を震撼せしめた『差異と反復』と『意味の論理学』を経て、なぜ精神科医フェリックス・ガタリとの共同作業に取り組んだのか?ドゥルーズ=ガタリ名義で書かれた三部作に通底するテーマを精緻な分析と大胆な読解によって明らかにする。今こそ読み返すべき20世紀の古典!
目次 : 序論 三つの革命/ 第1部 『アンチ・オイディプス』(切断と主体集団の形成/ プロレタリアによる階級闘争/ 分裂分析と新たな主観性/主体性の生産―ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』)/ 第2部 『千のプラトー』(リゾームと横断性/ マイノリティによる公理闘争/ エイハブの恥辱か、フェダラーの勇気か―ドゥルーズとフーコー)/ 第3部 『哲学とは何か』(マジョリティによる政治哲学/ 革命、熱狂、概念―フーコー「啓蒙とは何か」を読むドゥルーズ=ガタリ)/ 結論 分裂分析と私たち
【著者紹介】
佐藤嘉幸 : 1971年、京都府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)取得。パリ第一〇大学大学院認識・文化研究科哲学専攻修了。博士(哲学)取得。現在、筑波大学人文社会科学研究科准教授。専門は、フランス現代思想、権力理論
広瀬純 : 1971年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、龍谷大学経営学部教授。専門は、映画論、現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2019/06/20
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