Books

ミシェル・フーコー「コレージュ・ド・フランス講義」を読む

佐藤嘉幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801005563
ISBN 10 : 480100556X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

瞠目の著作群を著す傍ら、13年にわたって続けられたコレージュ・ド・フランス講義は、人文科学の全域を講究するフーコーの思考のうねりそのものであった。苛烈な知性が遺しためくるめく言説の歴程を前期・中期・後期に分け、各時期の中核的主題を際立たせつつ、フーコー理論の真の骨格を抉出する初の試み!

目次 : 第1部 前期1―狂気、規範、言語(フーコーにおける「狂気」の言語の問題―後期思想との関連から/ 禁忌と真実の一致―「異常者たち」とはなにか ほか)/ 第2部 前期2―権力、国家、階級(国家装置から権力諸装置=配備へ―フーコー『刑罰の理論と制度』、『処罰社会』をめぐって/ フーコー『刑罰の理論と制度』(一九七一‐一九七二年)アルチュセールの痕跡 ほか)/ 第3部 中期―統治性、生権力、生政治(階級闘争、労働力、身体の政治―ミシェル・フーコーの著作におけるマルクスのテーマ系/ 生命的‐主権的複合体―フーコーの人文科学批判の射程 ほか)/ 第4部 後期―主体性、真理、パレーシア(主体性、批判、真理/ 規範化される生から規範をつくる生へ―カンギレムと八〇年代のフーコー ほか)

【著者紹介】
佐藤嘉幸 : 1971年生まれ。パリ第一〇大学大学院博士課程修了。博士(哲学)。専攻、哲学、思想史。現在、筑波大学人文社会系准教授

立木康介 : 1968年生まれ。パリ第八大学大学院博士課程修了。博士(精神分析)。専攻、精神分析。現在、京都大学人文科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items