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ISBN 10 : 4569851452
Content Description
2021年、イスラム主義組織のタリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した。アメリカ軍がアフガニスタンから撤退し、暫定政権が発足すると、欧米のメディアは一様に「女性差別」「人権抑圧」について報じ、タリバンを前近代の遅れた存在と見なした。21世紀の民主主義の眼から見れば、そういう話になるのだろう。だが、われわれが日本の歴史を顧みたとき、いまアフガニスタンで起きていることに、どこか思い当たる節があるのではないか。戦争の現場を見て、考え抜いたジャーナリストの眼が、コロナ下の「鎖国」に慣れきった日本人を再び目覚めさせる。
目次 : 序章 コロナとアフガニスタン(歴史の変わり目を見たい/ イスラム教は清潔教 ほか)/ 第1章 タリバンとは何か?(市街戦のまぼろし/ もしタリバンに一カ月間同行したら ほか)/ 第2章 ソ連侵攻から40年―アメリカは何を間違えたのか(ギョロ目の印象/ 一つの文明としてのイスラム ほか)/ 第3章 中東は100年前の日本と同じ(「どうやって日本の滞在許可を取ったんですか?」/ メラビアンの法則 ほか)/ 第4章 ジャーナリストは抑止力である(なぜ戦場に向かうのか/ すべては確認 ほか)
【著者紹介】
佐藤和孝 : 1956年生まれ。ジャーナリスト・ジャパンプレス主宰・山本美香記念財団代表理事。24歳よりアフガニスタン紛争の取材を開始。その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争などで取材を続け、2003年にはボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Melody_Nelson
読了日:2022/05/16
Cinejazz
読了日:2022/02/21
nori
読了日:2023/08/14
うたまる
読了日:2022/07/22
田中峰和
読了日:2022/06/14
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