Product Details
ISBN 10 : 4309625002
Content Description
毎年「成人の日」に放送され、紅白歌合戦とともにNHKが誇る「国民的番組」だった“青年の主張”。それはどのようにして生まれ、一九五〇年代から昭和の終わりへといかなる変遷を遂げ、そしてなぜ忘れられていったのか―。日本社会に向けられた若者たちの「まなざし」を象徴し、大人たちの若者への「まなざし」も鏡のように映し出してきたこの一大弁論イベントを初めて徹底総括する画期的な戦後メディア史。
目次 : 序章 “青年の主張”の集合的記憶/ 第1章 ラジオから響く「小さな幸せ」―一九五〇年代/ 第2章 ブラウン管に映る弁論大会―一九六〇年代/ 第3章 「らしさ」の揺らぎと再構築―一九七〇年代/ 第4章 笑いの時代の「正しさ」―一九八〇年代/ 第5章 “青年の主張”のレガシー―一九九〇年以降
【著者紹介】
佐藤卓己 : 1960年、広島市生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得退学。国際日本文化研究センター助教授などを経て、京都大学大学院教育学研究科教授。専攻はメディア史、大衆文化論。著書に『「キング」の時代』(岩波書店、日本出版学会賞受賞、サントリー学芸賞受賞)、『言論統制』(中公新書、吉田茂賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
kayak-gohan
読了日:2017/08/24
おかむら
読了日:2018/07/08
メルセ・ひすい
読了日:2017/03/05
hitotak
読了日:2017/06/04
湯豆腐
読了日:2017/11/27
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

