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石原裕次郎 昭和太陽伝

佐藤利明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865980707
ISBN 10 : 4865980709
Format
Books
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「西部警察」世代が知らない裕次郎がここにいる!!
石原裕次郎三十三回忌に娯楽映画研究の第一人者がおくる、渾身の本格評伝。
生涯の軌跡と、全出演映画の詳説、さらに「だれもが愛した裕ちゃん」のエピソードの数々をまじえ、昭和とともに生きた大スターの生涯を様々な角度から描き、これ一冊で昭和のエンタメ・文化史としても読める一冊!!

石原プロモーション 監修

石原裕次郎・三十三回忌記念出版

どんなときも自然体で、おだやかで、やさしい。
裕次郎さんの大きさをいつも感じていました。
渡 哲也

出演映画104作、シングルレコード237タイトル……映画と歌とテレビ映画の足跡。

誕生から、日本映画黄金時代にトップスターとして駆け抜けた青春期、「俳優は男子一生の仕事にあらず」と石原プロモーションを立ち上げ、日本映画最大のヒット作『黒部の太陽』を作り上げた青年期、「太陽にほえろ!」でテレビ進出を果たし、テレビ映画「大都会」「西部警察」シリーズを製作して新たなムーブメントを起こした時代、そして病苦と闘い続けた晩年……。本書は、石原裕次郎の生涯を編年体で辿っている。その足跡を振り返ることは、「もはや戦後ではない」と呼ばれた昭和三十年代の映画界の隆盛と凋落、社会現象を巻き起こしたテレビ映画の時代を辿る映像文化史であり、「裕ちゃん」を熱く支持した人々の庶民史でもある。(本書「はじめに」より)


目次

まえがき

序章

第一部 太陽は昇る
 第一章 もはや戦後ではない――昭和三十一(一九五六)年

 第二章 日活アクション時代の幕開け――昭和三十二(一九五七)年


第二部 太陽は輝く
 第一章 独走!  映画黄金時代のトップ――昭和三十三(一九五八)年

 第二章 タフガイ裕次郎の時代――昭和三十四(一九五九)年

 第三章 日活ダイヤモンド・ラインによるアクション映画の時代――昭和三十五(一九六〇)年


第三部 俳優は男子一生の仕事にあらず

第一章 ケガで入院!――昭和三十六(一九六一)年

第二章 夢へ向かって――昭和三十七(一九六二)年


第四部  太陽に向かって立つ

第一章 石原プロモーション始動!――昭和三十八(一九六三)年

第二章 最高のシンガー――昭和三十九(一九六四)年

第三章 渡哲也との出会い――昭和四十(一九六五)年

第四章 「二人の世界」のビッグヒット――昭和四十一(一九六六)年


第五部  太陽は黒部に昇る

第一章 『黒部の太陽』へ向かって――昭和四十二(一九六七)年

第二章 太陽は黒部に輝く――昭和四十三(一九六八)年

第三章 アフリカ・サファリラリーへの挑戦――昭和四十四(一九六九)年


第六部 栄光と挫折
第一章 斜陽の映画界での闘い――昭和四十五(一九七〇)年

第二章 ある時代の終焉――昭和四十六(一九七一)年


第七部  太陽はふたたび……
第一章 「太陽にほえろ!」放映開始!――昭和四十七(一九七二)年

第二章 プロデューサー・裕次郎、スター渡哲也――昭和四十八、四十九(一九七三、七四)年

第三章 大都会――昭和五十〜五十四(一九七五〜七九)年


第八部 陽は沈み、太陽はまた昇る
第一章 西部警察――昭和五十四、五十五(一九七九、八〇)年

第二章 裕次郎、倒れる――昭和五十六(一九八一)年
 裕次郎、倒れる!

第三章 西部警察、全国縦断ロケ――昭和五十七〜五十九(一九八二〜八四)年

第九部 甦る太陽

第十部 昭和の太陽


著者プロフィール
佐藤 利明 (サトウ トシアキ) (著/文)

構成作家・ラジオ・パーソナリティー。娯楽映画研究家として、ハナ肇とクレイジーキャッツ、「男はつらいよ」、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CD アルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介を続けるエンタテイメントの伝道師。石原裕次郎についても、これまで全作品DVD の解説、CD、映像ソフトのプロデュース、「石原プロモーション50年史」の執筆などを手がけてきた。テレビ、ラジオなどで「昭和のエンタテインメント」をテーマに活躍中。音楽プロデューサーとしても活躍。2015 年文化放送特別賞受賞。著書『クレイジー音楽大全 クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル』(シンコーミュージック)、『植木等ショー! クレージーテレビ大全』(洋泉社)、『寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま』(東京新聞)など多数。


【著者紹介】
佐藤利明 : 1963(昭和38)年生まれ。東京都出身。構成作家・ラジオ・パーソナリティー。娯楽映画研究家として、ハナ肇とクレイジーキャッツ、「男はつらいよ」、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CDアルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介を続ける、エンタテイメントの伝道師。テレビ、ラジオなどで「昭和のエンタテインメント」をテーマに活躍中。音楽プロデューサーとしても活躍。2015年文化放送特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まんだよつお

    ぼくにとっての石原裕次郎は、『太陽にほえろ!』の藤堂係長、通称ボスに始まります。その後、時間線をさかのぼり、映画スター裕次郎を追い続けることになるのですが、それはまた別の話。本書は、裕次郎の全出演作を解説・紹介するだけでなく、歌手やプロデューサーとしての側面までを時系列で詳述していきます。ここで描かれているのは、戦後日本と並走し、昭和という時代を照らし続けた「太陽」=裕次郎のすべてであり、それは裕次郎の個人的映画史であるとともに、戦後の日本社会史、風俗史でもあると言っていいかもしれません。

  • ロッキー

    この人(著者)、裕次郎のことが本当に好きなんだなぁ〜…というのが感想です。 かくいう私も裕次郎フリーク。 ほぼすべての出演映画を見ましたが、なんせ忘れているものが多い!そして見直そうにももう見られない!(なぜならVHSでそろえたから) 本書の作品解説を読みながら、あぁそういう内容だったな〜…と思い出していました。若く、はつらつとした裕次郎をまた見たくなったな〜。今度はDVDでそろえるかなぁ〜(^^ゞ

  • 光太郎

    興味深い

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