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おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記

佐藤初女

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087478440
ISBN 10 : 4087478440
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2005
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • わっぱっぱ

    (タイトルに惹かれて。あの冬の朝食べた大きなおにぎりを私は生涯忘れないだろう。) 初女さんの生き方は素晴らしい。偉業だと思う。しかし彼女自身はそうは思っていないだろうし、誰もが彼女のようであるべきだとは思わない。自らが望むことに心を尽くすなら、それはどんな形であれ祈りなのだから。人は意味もなく生まれ、短い生にそれぞれ知るべきことを知る。賢者は賢者なりに、愚者は愚者なりに。それで良いのだと思う。

  • ちゃちゃ

    佐藤初女さんの自伝的エッセー。初女さんは、青森県岩木山の山麓で「森のイスキア」を主宰し、悩みや心の病を抱えた人たちを受け入れてこられた。かなり前に、ある著作で彼女の存在を知った。初女さんの握るおむすびを求めて、遠く離れた青森へと足を運ぶ人がいる、と。だが、残念ながら今年の2月に94歳で天に召された。慈愛に満ちた品格ある人柄、凜とした献身的な生き様。深い信仰がここまで利他的な生き方へと人を導くものだろうか。唯々、頭を垂れるのみ。食材はモノではなく命。せめて、食事の前に心を込めて(命を)いただきますと言おう。

  • Shoko

    手を合わせて祈る「静の祈り」、同じことを心に抱き行動する「動の祈り」を実践される佐藤初女さん。映画「地球交響曲 第二番」にダライ・ラマらとともに取り上げられた方だという。初女さんの仰る言葉、行動すべてを模範としたいくらいだけれど、今 自分にできることから、ですね。「『面倒くさい』っていうのがいちばんいやなんです。ある線までは誰でもやること。そこを一歩越えるか越えないかで、人の心に響いたり響かなかったりすると思うので、このへんでいいだろうというところを一歩、もう一歩越えて。」心に留めたいと思います。

  • バニラ風味

    私が初女さんのことを知ったのは、ずいぶん前、映画「ガイアシンフォニー」の中でした。面倒や手間を厭わない。一つ一つのこと、ものに思いを込める初女さんの丁寧な暮らしと活動を知り、「日本にもこんな方がいるんだ」とびっくり。そしていつかお会いしてみたいものだと思いました。久々にこの本に出会い、再読し、その時の気持ちを思い出しました。今月1日、初女さんはお亡くなりになりました。でも、本や映画の中で、初女さんの生き方と心は、これからも多くの人に影響を与えることでしょう。

  • masa

    全知全能なる力によって「生かされ」、人々の心の一隅を照らす存在として94年を生ききった佐藤初女さんのエッセイ。許容範囲の極端に狭い現代にあって、「寛容」の精神がとても大切であることを感じる。「食べる」ことを何より大切にしていた初女さんは、食材となる植物の「いのち」を思って、語りかけながら採ることで食材が持つエネルギーを最大限得られるという。「いのち」をいただきながら「生かされている」ことを実感している人が語ることばは素敵だ。15008

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