Product Details
ISBN 10 : 4062882310
Content Description
薬漬けともいえる大量投薬、杜撰な診断、拉致監禁まがいの保護入院など精神医療の抱える「暗黒面」をえぐり出す衝撃の問題作
警告!
これはフィクションではありません!
ブラック精神科医たちの衝撃の実態
・通院歴もないのに突然、精神科病院に拉致監禁
・薬漬けで廃人状態にして18年間の監禁生活を強要
・自殺願望に悩む患者に首つり自殺の方法を教える
・「性行為でイクかどうか」を問診して、治療方針を決定
・大量の薬物投与と電気ショックで26歳男性の言葉を失わせる
(本書 序文より)
精神科医は謙虚でなければなりません。分からないものを分からないと認め、少しでも分かろうと努力することが必要です。患者や家族と手をたずさえ、共同戦線で病気に立ち向かう姿勢が欠かせません。ですが、精神科医の中には分かったふりをする人が少なくありません。短時間の診察で誤った病名をつけたり、見当違いの薬をどんどん増やしたりして患者を苦しめます。
本書では、こうしたブラックな精神科医たちが次々と登場します。儲け優先の製薬会社や、精神疾患の患者を露骨に差別する司法、何があっても見て見ぬふりの行政など、社会を形成する様々な組織や人々が、精神医療の暴走を後押しした事例も数多く紹介していきます。
しかし一方で、本書に登場する被害者の多くが、最終的には高い技術を持った精神科医の力で救われていくことにも注目していただきたいと思います。精神科医は技術差が激しく、今の主治医がとんでもないブラック医でも、隣町には良心的で優れた精神科医がいるかもしれません。精神科ほど、セカンドオピニオンが大事な診療科はありません。
精神的ストレスばかりが過剰に募る現代社会で、精神医療の重要性はますます高まっています。ブラックな落とし穴から逃れ、ホワイトな精神科医に出会うための手引きとして、さらには精神医療の仕組みを抜本的に見直すきっかけとして、本書を活用していただけると幸いです。
【著者紹介】
佐藤光展 : 1967年前橋市生まれ。立命館大学卒。神戸新聞社社会部で阪神・淡路大震災、神戸連続児童殺傷事件などを取材。2000年元日、読売新聞東京本社に移り、静岡支局と甲府支局を経て2003年から医療部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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GAKU
読了日:2017/03/15
ばんだねいっぺい
読了日:2019/01/05
ヨクト
読了日:2014/06/16
ふろんた2.0
読了日:2016/11/02
kinkin
読了日:2014/02/21
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