佐藤健太郎 (サイエンスライター)

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化学物質はなぜ嫌われるのか 「化学物質」のニュ-スを読み解く

佐藤健太郎 (サイエンスライター)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774135175
ISBN 10 : 4774135178
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

日本に、化学物質アレルギーが広がっている。だが、化学物質の危険とはどの程度のものなのか。私たちの生活に深く関わり、私たちの体を支えてもいる化学物質の存在について、一緒に考えてみよう。

【著者紹介】
佐藤健太郎 (サイエンスライター) : 1970年生まれ。東京工業大学大学院(修士課程)にて有機合成化学を専攻。1995年からつくば市内の製薬会社に勤務し、創薬研究に従事。その傍ら、1998年よりホームページ「有機化学美術館」を開設し、現在も運営中。2007年退職し、現在フリーのサイエンスライターとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mzo

    よく「化学物質は危険」「天然成分だから安心」って表現を見かけるけど、そういう文言を信じがちな人に是非読んでもらいたい一冊。自然界にだって危険な成分は山ほどあるよ!本書のポイントは2つ。「ある物質や成分の有用性や危険性は、イメージではなく正しい知識で判断しましょう」と「リスクはむやみにゼロを求めず、定量的かつ多面的に判断しましょう」。その観点では、ほぼ全ての食品添加物はリスクよりも有用性が遥かに勝るし、万能の健康食品やサプリなんて存在しない。当然と言えば当然なんだけど、マスコミを鵜呑みにすると騙される。

  • ロッキーのパパ

    食品添加物や医薬品など「化学物質」の危険性はマスコミなどで過度に煽られており、そのアンチテーゼとも言える本だ。医療系や科学系のサイトや反トンデモ本などでよく語られるテーマだけど、書物にまとめられているのでそれなりに読み応えがある。化学物質の安全性に興味のあるけど詳しくない人にはピッタリの本だと思う。

  • ZV

    「化学物質」「天然成分」「マイナスイオン」等のイメージだけで良し悪しを決めてしまっているものについて書かれた本。物事の本質をとらえることの重要性はどの世界でも同じだと思うが、化学というのは日常生活において必要がないから理解されにくいんでしょうね。最大の原因は、テレビやマスコミが売り上げの為だけに適当な報道しかしていないことでしょうけど。

  • annami

    化学物質含有と聞くと目の色を変える人達がいる一方、何が入っているかよくわからない健康食品はOKだったりする。反感というほどの強い感情ではないが、違和感を覚えていた。この本は自分で身のまわりにある化学物質のリスク&ベネフィットを考える手助けになる本だと思う。安全か危険か人によっても判断がずれて当然。自分にとって安全か危険かを考える姿勢は、これからとても大切になってくると思う。化学は嫌いなんて言わないで、ぜひ一読を。

  • 春色

    この世界の全ては化学物質である、タンパク質もアミノ酸もホルムアルデヒドもベンゼンも。天然だから安全、合成だから危険?そんな考えは根拠ゼロ。……こんなことを聞いて「ええ!?」と思うアナタのための一冊。「そりゃそーだろ」と思ったアナタは読まなくても全然オッケー。偏見と誤解に満ちた「化学物質」についての初歩学。/筆者が元合成屋なだけあって、有機化学の基礎の基礎をバランス良く押さえてるんじゃないかな。大学の一般教養でやりそうな内容。

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