佐藤健太郎 (サイエンスライター)

Individuals/organizations Page

Books

世界史を変えた薬 講談社現代新書

佐藤健太郎 (サイエンスライター)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062883382
ISBN 10 : 4062883384
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan

Content Description

「あの薬」がなかったら、世界の運命は変わっていた!もし、コロンブスがビタミンCを知っていたら。もし、チャーチルが感染症で急死していたら。もし、モルヒネの構造が原子ひとつ違っていたら。世界の歴史は、全く違っていたかもしれない!?

目次 : 医薬のあけぼの/ ビタミンC―海の男たちが恐れた謎の病気/ キニーネ―名君を救った特効薬/ モルヒネ―天国と地獄をもたらす物質/ 麻酔薬―痛みとの果てしなき闘い/ 消毒薬―ゼンメルワイスとリスターの物語/ サルバルサン―不治の性病「梅毒」の救世主/ サルファ剤―道を切り拓いた「赤い奇跡」/ ペニシリン―世界史を変えた「ありふれた薬」/ アスピリン―三つの世紀に君臨した医薬の王者/ エイズ治療薬―日本人が初めて創った抗ウイルス薬

【著者紹介】
佐藤健太郎 (サイエンスライター) : 1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • けんとまん1007

    とても面白く読んだ。そのネーミングの由来を知ると、見え方が違ってくる。それを開発した人の思いもあるが、それを巡る人間のドラマ(月並みな言い方だが)も、綺麗ごとだけでないのが、複雑な思いを持ってしまう。そんな中、ペニシリンが際立っているように思う。今の時代だと、思いつかない視点だったり、偶然であったりということ。また、シンプルな組成でありながら、まだまだわかっていないことも多いということ。一方で、新たな病原菌であったり、変異であったり、その耐性というべきなのか、複雑な思いを持ってしまう。

  • 十川×三(とがわばつぞう)

    面白い。▼10薬紹介。ビタミンC,キニーネ,モルヒネ,麻酔薬,消毒薬,サンバルサン,サルファ剤,ペニシリン,アスピリン,エイズ治療薬。▼科学的に効かないはずの薬が、心から効くと信じる事から効いたと感じてしまう不思議。その為、効果がないと判定を下すのに数千年かかった。▼壊血病薬発見。現代の臨床試験の基礎はリンドが作った。

  • ユウユウ

    とても読みやすく内容も面白かった。歴史は英雄や悪人によって作られてるわけではないのですね。

  • fwhd8325

    一時期、薬を毛嫌いしていた時期があり、民間療法まではいかないけれど、おばあちゃんの知恵的なものにこだわっていた。そもそも薬の元となるものは、私たちの暮らしの中にあるものと言うことは、この著書でも明らかです。薬という武器を作り上げると、ウィルスがこれに対抗して脅威を増幅させるという図式は、どこかで自然に逆らっているのではと感じてしまうのです。

  • リキヨシオ

    平均寿命が80歳を超えた日本、長寿大国である事が当たり前になっているけど、100年前の日本人の平均寿命は40歳、縄文時代の平均寿命は15歳だったと推定され、今以上に病気への恐怖と病気による死に現実味があった。人類の歩んできた歴史の裏側には病原菌による多大な犠牲があり、薬と病気の研究は文明の発展に大きく影響があったんだと思った。本書では、ビタミンC、キニーネ、モルヒネ、麻酔薬、消毒薬、サルバルサン、サルファ剤、ペニシリン、アスピリン、エイズ治療薬…といった「世界史を変えた薬」が紹介されている…とても面白い!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items