Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• おいしゃん

  読了日：2021/09/10

  タイトルに惹かれたが、なんだこりゃという印象。「JR北海道はどこで道を誤ったのか」という肝心の章でも、延々と各路線で活躍する車両が列挙される有様で、これではまるで年表か百年史である。JR北海道の赤字は、なるべくしてなった、という時代背景だけはよくわかった。

• hamao625

  読了日：2018/01/10

  北海道は車がないと不便で生活もままならないというが道民の認識。今や高速道路や高規格道路が整備されている現状。鉄道の優位性はなくなっている。採算性があるのは札幌都市圏だけだろうなと率直に思う。存続してほしいと声をあげても、結局はみんなあまりJRを使わない。著者の言うとおり、公共性があるものは、上下分離を含め、いずれ国や開発局等に支援が必要になるだろう。北海道は広大で距離も長く、鉄道を整備する現場も非常に大変だと声を聞いたこともある。ＪＲ北海道がない生活は考えられない。なんとか踏ん張ってほしいと切に思う。

• hatayan

  読了日：2018/10/24

  JR北海道が赤字ローカル線の処理に手を焼いており、日本全国でも同じことが近い将来起こるであろうことが「地方消滅」の論説とセットで語られる場面が増えてきました。 2017年の刊行で、北海道にとどまらず全国のローカル線問題の現状をコンパクトにまとめた本として貴重な一冊です。 鉄道が栄えていた国鉄時代、希望があった分割民営化前後、鉄道に不利な道路網の整備など、途中に個別具体的な記述がやや多い感はありますが、現在のローカル線問題が起きるべきして起きたことを知ることができます。

• やまほら

  読了日：2017/12/31

  利用者の減少はともかく、なぜＪＲ北海道がレベルの低い事故や不祥事を連発する会社になってしまったのかに期待した読んだが、疑問は解消できず。著者は学者で、当事者達への取材はしていないので、当然ではあるが。後半は、列車を中心とした鉄道趣味的に歴史を追っているだけで、冗長だった。

• ゲオルギオ・ハーン

  読了日：2019/10/01

  うーん、タイトルこそインパクトがあるけど中身が事実を淡々と述べていくという鉄道マニアでもないと退屈する内容にガッカリ。文章化しなくても地図も使って運営した期間や採算性をまとめればもっと分かりやすくページも少なくなりそうだが。結論も事実からの分析がないせいか不採算の路線でも国が支えるのが良いというスッキリしないもの。こんなに酷評することはあまりないんだけど、中身が年表をコピペしたレベルで血が通っていないので冷徹に感想を書きました。

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