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近代・組織・資本主義 日本と西欧における近代の地平

佐藤俊樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623023387
ISBN 10 : 4623023389
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1993
Japan

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Book Meter Reviews

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  • ぽん教授(非実在系)

    著者の博論をベースに93年に出版された古い本であるが、最後の章は令和の世の混乱を見事に当てており、その根幹を明晰に分析する際に非常に役立つ。西洋の近代と日本の近代の相違を明らかにする点でも役立つため、空気論などとも相性が良いと感じる。その上でどういう社会を構築すべきか、そのために権力をデザインすべきかを考えていくきっかけとしても読むことができる。その意味ではラディカルながらも究極的に「東大卒の東大教授らしい」本でもあるのかもしれない。

  • ぷほは

    不朽の名著を再読。ハッキリ言って死ぬほど多彩な論点が出てくるため何度読んでも全体像を掴みきれないが、今回はカントロヴィッチ「王の2つの身体」をめぐる議論がどのように近代社会の論理と差異化しつつ接続させているのかを確認するために主に前半部を読み込み読み込み。自然的身体/政治的身体の差異化が王の独占物とされる流れから、『リヴァイアサン』が政治理論でありながら身体論から始まる流れに、そして17世紀のニューイングランドの社団法人格の議論へ。個人・会社・社会・法の多重同心円の弧のズレがメンバーシップの範囲を決める。

  • よこづな

    自由意思でました。ピューリタンやるのが運命か。

  • fi_mod11

    ちゃんと読んだらおもしろいんだろうけど、なにせ時間が無かった。1章だけは精読してレポート書きました。

  • Max Brown

    本書では、マックス・ヴェーバーの宗教社会学における近代化論が批判的に吟味し直されており、佐藤氏は、組織という媒介に着目することで、ヴェーバーの議論の問題点をブリリアントに解決する。さらに、新たに踏まえ直した西欧の近代化原理を日本にも当てはめ、比較的に考察することによって、日本における近代化の地平も明らかにしようとする意欲作。論点が明確に整理されているだけでなく、筆者の独創性も光り、さらに分かりやすい文体で素晴らしい仕事。

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