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ホープレスinドナウ川

佐藤ジョアナ玲子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831901781
ISBN 10 : 4831901784
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高校卒業後に単身渡米し、色々あってホームレスとなった女子大生時代に、カヤック・テントに10万円を握りしめ、単独で北米・ミシシッピ川のおよそ3000qの川下りを敢行。
その体当たり旅をまとめた第1作目の著書「ホームレス女子大生 川を下る in ミシシッピ川」(ISBN:978-4-8319-0171-2)が注目され、旅にかかわる優れた著作を表彰する「第7回斎藤茂太賞」を受賞。さらにテレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」にも出演を果たし、自他ともに認めるレアな旅人に認定される。
持ち前の明るい性格を発揮し、行き着いた土地土地で現地の人々と触れ合った笑顔あり、涙ありのノンフィクション冒険記の第2作目となる今回の舞台は欧州・ドナウ川!
コロナ禍、軍事侵攻されるウクライナなど、様々な状況や国・地域を巡り、読者の期待を裏切らない旅。仕事も家族も恋人も忘れて、ただひたすらゴールの黒海に向かいカヤックで国境を越えていく姿は勇ましくもある。
単なる旅行記ではない、スリリングな展開で今回も「レア」度はMAX!

【著者紹介】
佐藤ジョアナ玲子 : 1996年、東京都港区生まれ。日比ハーフ。東京都立工芸高校卒業後、米・ネブラスカ州に大学留学。コロラド州とニュージーランドの剥製工房で職人修行。現在はドナウ川下りの体験がきっかけでハンガリーに建築留学をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • どんぐり

    カヤックで川を下る旅記録第2弾。ミシシッピーのアメリカ大陸に続いて、今度はヨーロッパのドナウ川だ。冒頭に出てくるのは、セルビアとクロアチアの間にある「リベルランド自由共和国」。国境警備隊に追い払われながら、どの国の領土なのか決まっていない無主地でキャンプする。ウクライナ情勢が緊張状態にあるなか、夜のドナウ川に酔ってお尻丸出しで落ちたりするハプニングもあったり、川の流れに導かれながらたくさんの人や文化と出会い進んでいく。→

  • つちのこ

    旅のきっかけは何であれ、旅は人生を豊かにし、気持ちをエンジョイさせる。日本列島とほぼ同じ2850キロを下るドナウの旅には、ホープレスというほどの絶望感や閉塞感はない。むしろゴールの黒海が近づくにつれ、これからの生き方と次の冒険に向かう、明るい希望に満ちていく心の変化が見えた。前著でのミシシッピ川の旅は、女子大生の無鉄砲な思いつきのチャレンジだと思っていたが、野宿をしながら真摯に旅を続けるいじらしさに、いつしか疑念が応援に変わった。今回の旅で、人間的にも女性としても数段成長した姿を見せてくれたのが嬉しい。

  • kan

    この方の旅人マインドは気持ちいいくらいにシンプルだ。天真爛漫さに加え、その時間と空間を楽しみ自然と地元の人々に溶け込む、大河のようなゆるやかさと一貫した流れがある。前作に続き、各地の食べ物のユニークさや空気の匂い、出会った人たちとのあたたかな繋がりがよく伝わってくる旅行記だ。破天荒な部分はなく、著者にとっては旅することがとても自然なようで、東欧の空気をナチュラルに伝えてくれて楽しく読んだ。ハンガリーで建築を学ぶことになったそうだが、また面白いものを書いてくれそうだなあ。

  • そら

    ミシシッピー川の次はドナウ川。私は東ヨーロッパの国際情勢や歴史に全く疎いので、政治的な話は退屈に感じてしまった。それにしてもミシシッピー川にはリバーエンジェル、ドナウ川にはカヤッククラブ。世界には便利な組織があるものだなー。そして世界には変わった料理があるものだなー。そしてワイルドな人たちを見ていると(読んでいると)、驚きのあとに自分の日常が馬鹿馬鹿しく思えてくる😅。たまには常識を破らないと!だからと言って真似しようとは思わないけど。ところで船をヒッチハイクって普通なんですねー❣️

  • ココアにんにく

    自然体で旅を楽しむ姿勢が印象的でした。 川の流れに身を委ねながら人や土地に溶け込んでいく柔らかさがある著者の冒険心と人懐っこさが随所に光る旅の記録でした。著者の旅の哲学が垣間見える砂金探しの例えには深く共感し、派手さや刺激ではなく控えめな輝きを見つけることこそ旅の醍醐味だと感じました。さらに「人生の回転ずし大作戦」というユーモラスな夢の捉え方も印象的で、肩の力を抜いて人生を楽しむための知恵のように思えました。

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