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マジックアウト 3

佐藤まどか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577041178
ISBN 10 : 4577041170
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

異国で死んだはずの妹に出会い、マジックアウトを解決する糸口を見つけたアニア。苦難を乗りこえ祖国エテルリアへもどると、市民戦争という予期せぬ事態が待ち受けていた。はたして、マジックアウトは終わるのか?少女の永きたたかいはクライマックスをむかえる…。

【著者紹介】
佐藤まどか : 1964年生まれ。ミラノのDomus Academyの奨学金を得てイタリアに渡る。1988年に同校デザイン科を卒業後ミラノにプロダクトデザインスタジオを設立。また専門誌のライターを長年務めた後、児童文学を書きはじめる。2006年第22回ニッサン童話と絵本のグランプリの童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)でデビュー。他の作品に『スーパーキッズ―最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)など。現在はトスカーナ地方で夫や娘と三人暮らし

丹地陽子 : 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。書籍装画を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 杏子

    マジックアウト3巻。やっとのことでエテルリアへ戻った姉妹を待ち受けていたのは!?市民戦争の真っ只中で、マジックアウトの終了か?それともただ終わらすのではなく、民主的な社会をめざして改革を進めながらか?それとも改革を先にか!?父パトロスとの論議を繰り返すアニアは、なんて強くなったのだろう。最初の頃の印象と全く違う。対して妹アマリリアは反対の性格。姉妹でも違うものだな。容姿とは裏腹に!最後まで見逃せない展開だった。終わりよければ全てよしで、三部作楽しめた。ずっと色褪せない面白さがあると思う!読んでよかった。

  • はる

    一件落着とはいかないまでも、なんとか終息!ほんと大人しいアニアがあそこまで強くなるとは。エテルリアが抱える問題はまだまだあるだろうけど、上手くいくといいい!

  • その体制がはたして本当に禍根が残らないのかどうかはわからないが、ともかく少なくとも現状に取ってはそれがベターなのだろう。そうした理想だけを説かない親子の語らいは中々趣深いモノがある。魔法がある世界において魔法がなくなってしまった世界で、どうしても変化しなければいけなくなった物語。その最終巻。少女の物語という範疇ではなくなってしまった部分は少し寂しい気もするけれども、ともかく今はこの新しい世界を歩むその姿に心を打たれよう。今を知る彼女たちがいなくなった未来は、また未来人に託そうではないか。

  • ふうむ

    読み終わりました。マジックアウトは終わったけれど、変わらなければならないことは色々ありそうです。ただ、若い世代から変わっていくのかなとも思いました( ´ ▽ ` )ノ面白かった。

  • しろくじら

    ファンタジーなのですが、震災を経験した後だと重なって見えました。実際の復興はこんなにとんとん拍子にはいかないし、元通りにもならないですが、前向きな気持ちはとても大切だな、と思います。批判するだけでは進みませんから。

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