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セイギのミカタ ものがたりの庭

佐藤まどか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577048948
ISBN 10 : 4577048949
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。赤い表紙に納得。キノは赤面症。真っ赤になった顔をからかってくるタイガには迷惑しているけど、それ以上に「いじめはやめろ」と正論を堂々と言い放つ周一にも迷惑している。キノはとにかく目立ちたくない(赤くなるから)「たいしたことないよ」と言ってくれるひとみちゃんはマイペース。イジメなのかイジリなのか、正義感は迷惑なのか、空気は読まなきゃダメなのか…。小学生の日常あるあるの小さな悩みを丁寧に描く。▽キャラクターがはっきりしててわかりやすい。勇気って大事。

  • anne@灯れ松明の火

    タイトル「セイギのミカタ」。カタカナ書きが「正義の味方」を頭から肯定しているわけではないことがわかる。では、どんな意味があるのか? 守は赤面症に悩む小学4年生。大我はいじめにも見えるからかいを続ける。周一は困っている人を放っておけない。でも、彼が介入すると、ことが大きくなる。教室という狭い世界の中で自分の気持ちをきちんと言葉にするって難しい。でも、自分で考えて踏み出さないと、変わらない。その勇気を持った時、何かが変わる。友達との悩みを持つ小学生に読んでみてほしい。佐藤さん、初読み。#NetGalleyJP

  • たまきら

    ギャングエイジの3年生。毎週水曜日は我が家にはだれでも来ていいことになっていて、みんながワイワイ宿題をしたりおしゃべりをしていったり。今週は以前もめた隣の小学校の4年生数名とまた3年たちがもめ、夫が我が家に連れてきて全員で話し合い。お互い自己紹介し、少しはわかりあえたかな?そんなことがあったばかりなので、この子たちがとてもかわいかった。毎日が大事件で、でも超楽しいしごはんがおいしい。少しずつ少しずつ、成長していく彼らがまぶしいです。…でももう小学生には戻りたくないなあ…。ほんと、先生尊敬してます。

  • 杏子

    ちょっといいな!と思った。子どもの頃って些細なことが重要だったりするから。周一の、イジメが小さなうちに芽をつみたいんだ!ってことばに感心した!この子がここまで言い張るようになったのは、何かあるんだろうか?とか考えてしまった。挿し絵がかわいいので、人気出そう。読みやすいので、中学年にいいと思う。

  • 白雪ちょこ

    他人にとってはそこまででも、本人にとっては盛大なる悩みになってしまう。 小学校という小社会の中で、悩みを抱える男の子が主役となっていた。 本当の正義とは、一体どういうことなのか。 自分にとっては満足気でも、他人にとっては迷惑かもしれない。 コンプレックスと心理描写についても、うまく描かれており、オチに至っても、とてもリアル。 それぞれ3人の関係性なども、冷めたように見えて、どこか暖かさが繰り広げられており 、勇気で繋がっているという描写は良かった。

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