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わたしのbe 書くたび、生まれる

佐藤いつ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041165331
ISBN 10 : 4041165334
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

【朝日中高生新聞連載で話題沸騰! 2025年入試国語で20校に採用された『透明なルール』著者の最新作!】
容姿に自信がない高校1年生の文香は、高校デビューを夢見つつも、自分を変えるきっかけがつかめず、消去法で書道部に所属している。そこで出会ったのは、ひときわ端正な顔立ちを持つ佑京だった。
書と真剣に向き合う彼の姿に惹かれた文香は、やがて書道そのものに魅せられ、「美しい字を書く」楽しさにのめり込んでいく。文化祭で披露する書道パフォーマンスに向けて、個性豊かな仲間とともに練習を重ねる最中、ある出来事をきっかけに佑京の秘密が明かされ──。
果たしてパフォーマンスは成功するのか。そして文香は、ルッキズムを乗り越え、自分なりの「美」にたどり着けるのか。
10代から圧倒的支持を受ける作家・佐藤いつ子が、「自分なんて」と思ってしまうすべての人に贈る、熱くまばゆい物語!

【モニター読者の声】
正直、私の中の書道は、「地味」「古風」といったようなイメージでした。そこからメイクの話や美醜の話にどう繋がるのだろうと思っていましたが、主人公の文香が書道を通じて自分なりの「美」を見つけていく様があまりにも不器用でひたむきで、自然とその姿を「美しい」と感じました。(高1)

夢中になれるって美しい、と心から思える一冊です。どんなに醜い感情も言葉も、抱えたままひたむきに進めば、いつかはきっと美しく昇華できるはず、と読み終えた後には心が軽くなりました。(高1)

他人はそんなに自分のことなんて気にしてないってわかってるけど、それでも気になっちゃうのがお年頃。この作品は欲しい言葉をくれた。(高1)

※書影はイメージです。


【著者紹介】
佐藤いつ子 : 青山学院大学文学部卒業。IT企業勤務後、創作活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まる子

    中高一貫校で高校生になった文香。高校デビューのためのスクールメイク道具(UV、コンシーラー、アイブロウ、リップetc…)もそろえていざ!と思ったら、自分より可愛くメイクする同級生たち。デビューに失敗気味💧書道部に入り、そこで「美しい文字」「美」について考えはじめ、整形する人、メイクをする人、それぞれに理由があることを知る。「美しさ」ってなんだろう?文化祭でダンス部とコラボに向かって、それぞれの問題は解決に向かうのだろうか。タイトルの「be」はほぼラストに。うん、納得!書道×青春×ルッキズム!

  • 信兵衛

    書道部員たちの絡み合いが気持ち良く、ワクワクする気持ちが湧き上がってくる高校青春譚。好きだなぁ。

  • 雪丸 風人

    美にとらわれる高校生たちの葛藤を軽妙に描き上げた一冊。主人公は恋に恋する高校一年生です。自分の殻を破りたくて外見づくりに汲々とする彼女が、波乱に満ちた書道部での日々を通じて、本当の美しさの核心に迫ります。見た目だけで決めつけることの愚かしさが、実感を伴って伝わってくるストーリーでした。展開のスピード感が特徴的ですね。はじめは危うかった主人公が、最後には大丈夫だと思えましたよ。学生時代って確かに見た目偏重の濃度が物語のまんまですし、やはり中高生の共感を目いっぱい誘いそうですね。(対象年齢は12歳以上かな?)

  • そうたそ

    ★★★★☆ 高校デビューを夢見ながらも、いまいち自分に自信のない高一の文香。何となく所属している書道部で出会った眉目秀麗な佑京との出会いをきっかけに、書道との向き合い方も変わっていく――。書道をテーマとした非常に爽やかな部活小説でありながら、外見の美に悩む思春期の学生たち。書道と向き合っていく中で、本当の美とは何かを今一度見つめ直すことになる。思春期の悩みと、書道とが上手い具合に結びついており、無駄のないストーリーであることも含めて、非常によくまとまった青春ストーリーだった。

  • いなこ

    文香は外見を気にしてメイクで高校デビューを試みるが、友だちには気づかれず。部活は地味な書道部であったが、そこにイケメンの佑京が入部し、一目で惹かれて…。自分と他人からの見た目は違うにせよ、誰でも自分の容姿は少なからず気になるものではないか。思春期には尚更色々考えてしまいそう。ただ、夢中になれることがあれば自信にもつながっていくのかもしれないね。

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