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ホワイトルーキーズ 4

佐竹アキノリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784074562664
ISBN 10 : 4074562669
Format
Books
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

北海道の空知総合病院の研修医たちは新年を迎え、新たな気持ちで仕事に励んでいた。彼らは二年間の研修医生活を終えたあと専門科に進むことになるが、進路を決めるべき時が迫っていた。沢井詩織は自分がやりたいことが見つからずにいた。恋人となった同期の朝倉雄介の進路によっては離れ離れになる可能性もあり、将来をどうするか思い悩んでいた。医学に対する自分の熱意が目指す場所を求める感情と、穏やかな私生活を続けたい気持ちの狭間で揺れ動く沢井であったが、がん患者たちと向き合う中で医師としての生き方を模索し始める。朝倉雄介もまた、沢井との生活を続けるための将来を考えていた。貧しい家庭で育った彼は今まで家族の面倒を見るので手いっぱいであったが、それも落ち着き、自分が手に入れたかった幸せに向き合っていく。風見司は仕事にも慣れ、充実した多忙な毎日を送っていた。だが、ある日、担当患者から「どうせ、先生もすぐいなくなるんだろ?」と言われてしまう。多くの医師は頻繁に転勤があるため、仕方ないことと捉えていたが、その言葉をきっかけに自分の果たせる役割や地域医療について考え始める。清水涼子は高度な医療を行う大学病院と、大学とは対照的に終の棲家となる穏やかな療養型病院を巡っていた。いずれも必要な仕事だと理解しつつも、その中で自分の医学に対する興味がどこにあるのか、考え直していた。四人は各々の思いを胸に、医師として、個人としての進路を選んでいく。空知の心地よい春風とともに。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    ルーキーズとしての1年間が終わり、新たなルーキーズが配属されてきました。そして2年目を迎え、それぞれが自分に適した道を決めて前に歩み出しました。沢井さんの「精神腫瘍科」が一番びっくりでしたが、幼い子たちを遺して逝かなくてはならなかった佐伯さんに寄り添ったこと、藤木医師、緩和ケア科の医師や看護師を目標に出来たことが素晴らしい。推しの清水さんの「膠原病内科」は、あまり描かれていなかったのが残念。風見さんが空知病院に残って大林医師と共に「消化器内科」をというのは納得。朝倉さんの「沢井さんファースト」かっこいい。

  • fuku-fuku-fukui

    医者の卵の成長の物語。気に入って読み続けてきたら、4巻が終了し研修医期間が終わりました。毎日、命と向き合う彼らの苦悩から学ぶことは多いです。読後の関心事はこの物語は、今後どうなるのかということです。

  • ただの通りすがり

    2年の研修が終わり。それぞれのやりたい事、進路。 4巻で完結してしまったけど、まだまだ読んでみたい 研修医だからこその気づき、見方。とても考えさせられる本でした

  • あっこ

    シリーズ4作目。研修医からの卒業。2年の時を経て自分の進むべき道を見つけられてよかった。患者に寄り添え、医師として公平であって欲しい。

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