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動物園を考える 日本と世界の違いを超えて

佐渡友陽一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130622325
ISBN 10 : 4130622323
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan

Content Description

目次 : はじめに―少し長めの自己紹介と問題提起/ 1 動物園と動物園学の課題/ 2 現代日本の動物園/ 3 欧米の動物園/ 4 動物園の歴史/ 5 動物園の役割とあり方

【著者紹介】
佐渡友陽一 : 1973年石川県生まれ、静岡県育ち。1996年東京大学教養学部基礎科学科第二卒業。1998年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修士課程修了。静岡市役所(日本平動物園を含む)勤務を経て、現在、帝京科学大学アニマルサイエンス学科講師。専門、動物園学(博物館学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ルピナスさん

    日本人は一生に3回動物園に行くそうだ。少なくないか?私は井の頭動物園でよちよち歩きの息子を散歩させたのに始まり、引越先のシドニーでは英語生活から休息が取りたく、週1回は息子とTaronga Zooで動物達に囲まれて過ごした思い出があり、通った数は150回超。育った環境は価値観に影響するのか、息子は現時点では、結構本気で人間と動物、生態系の共生を模索する進路を国内外で考えようとしている。残念ながら日本の動物園の現状は安かろう悪かろうで、飼育員のやり甲斐搾取状態。動物と動物園を愛する1人として応援していきたい

  • gokuri

    日本の動物園の運営実態と、欧米の最近の動物園の運営の違いを具体例を挙げながら解説し、今後のあるべき姿を動物園の専門家としての著者が語る。NPO・NGOが主導権をとりながら、公と寄附により得た資金をもとに、園の運営をする仕組みは、特に寄付金の収集、運用を行う組織まで有する欧米には、日本の組織は遠く及ばない。 近年の種の保存・繁殖を前提とした園のあり方、そのために必要なネットワーク・人材など来園者が通常、意識・理解していない点も多い。最終的に動物の飼育に対する倫理観や矜持といったものには、共感を覚える。

  • ミニすけ

    表紙絵がかわいいのでサクッと読めるかと思ったら、難し目で、本当に動物園のことを考えないといけない本だった。独立行政法人と指定管理者制度が、自分はよくわかっていなかったので、整理してからもう一度読んだ。ドイツ語圏には「公益株式会社」があるとのことです。図書館もそうだが、なくても困らない施設というものは予算をつけるのが難しいのだと思った。

  • やん

    文章が少し読みにくかったが内容は良かった。動物園の運営主体や経営について今まで深く考えたことはなかった。入場料の違いも納得。ある動物園の園長さんがいろんな構想を持っていてもなかなか実現するのが難しいと仰っていた理由がよくわかった。テレビのZOO-1グランプリを見ていて動物園に行く機会が増え、本書にも興味を持った。この年になっても、地球上にこんな生き物がいるのかと驚くことがある。巻末で紹介されている本も読んだりして、動物園や人間と動物の関わりについて理解を深めていきたい。

  • siomin

    動物園は今後どうなるべきかを考察した一冊。日本では動物園は好印象のため,自治体は税金を使うのも理解されるし,動物園に関わる人は低賃金やサービス残業も厭わず働く。しかし,それゆえに皆が不幸になっているのが現状という指摘は重要でした。海外では寄付に負うところが大きいようで,日本も取り入れるべきだとか。内容自体は高度なので読み解くのには難しい部分もありましたが,動物園と経営の視点はなかなかないので,興味深い一冊でした。 しかし,「動物園」という言葉を考案したのは福沢諭吉だというのにびっくり。

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