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江戸職人綺譚 光文社文庫 歴史時代小説プレミアム 光文社文庫

佐江衆一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334106874
ISBN 10 : 4334106870
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

江戸市中では打ち毀しが続く幕末。「からくり錠の三五郎」と呼ばれる錠前師の元に用人風の武士が駕籠で訪れた。依頼を快諾した三五郎はある武家屋敷へ。「鍵がなくなった錠前を開けてほしい」といわれ堅牢な扉に挑むが、鍵穴から見えたのは湯文字姿の女。そこから三五郎はとんでもない事態に巻き込まれ‥‥。他にも変わった凧師や拘りの化粧師など江戸の暮らしに根付いた職人たちの人間模様を描いた珠玉の九編を収録した傑作短編集。

【著者紹介】
佐江衆一 : 1934年、東京都生まれ。コピーライターを経て’60年、短編「背」が新潮社同人雑誌賞を受賞して作家デビュー。「繭」「すばらしい空」などで5度芥川賞候補となり注目された。’90年、『北の海明け』で新田次郎文学賞、’95年、『黄落』でドゥマゴ文学賞、’96年、本作『江戸職人綺譚』で中山義秀文学賞を受賞。他に『横浜ストリートライフ』『子づれ兵法者』『風狂活法杖』『神州魔風伝』『捨剣 夢想権之助』『江戸は廻灯籠』『士魂商才 五代友厚』など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 痴遊亭区路州

    短編9篇からなり、江戸時代末期の職人の、技術・心情・生活を興味深く知ることができる。冒頭の「錠前師」は展開が巧みだが、締めがあっけない感じなのが残念。「凧師」(タコ制作者)と「大工」はホットするハッピーエンド。「葛籠師」(つづら制作者)はしみじみ系。「女刺青師」(ほりものし)は威勢のいい町火消も登場し実にドラマチック。「引札師」(宣伝文の作者)は二人の老武士に関わるユーモア系。これら6篇は楽しめる。あとの「化粧師」(けわいし)は事故破滅型らしく感情移入し難く、「人形師」と「桶師」も私にはイマイチでした。

  • goodchoice

    江戸時代のいろいろな職人を主人公に綴られており、それぞれの分野の名人技が紹介され非常に楽しめる。

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