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ジャージー牛のサンちゃん

佐和みずえ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406068178
ISBN 10 : 4406068171
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

ここは牛の放牧場・宝牧舎。七十頭の牛がいます。一頭の子牛が近づいてきました。ジャージー牛のサンちゃんです。オスだったため、生まれてすぐに殺処分される運命にあったのですが、宝牧舎に引き取られました。「いずれ食肉になる牛たちですが、生きている間は幸せでいてほしい」――オーナー・竜馬さんの願いです。

【著者紹介】
佐和みずえ : 愛媛県生まれの一卵性双生児。それぞれ愛媛県と大分県に在住。講談社の少女漫画誌で原作者としてデビュー後、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    生まれてすぐに何が何だか分からないうちに殺されてしまうのと、自由に大切に育てられたあと突然殺されて肉牛になるのと、どちらが幸せなんだろう?私は牛ではないからよく分からない。ただ、畜産も農業も、経費ばかりがかかって大変なのは分かる。日本の食料自給率を上げるため、政府はもっと頑張ってくれ。私も、国産の食べ物を消費するよう頑張るからさ!!米も、あんなに値段が上がってるのに、農家やJAにはお金が流れてないらしい。中抜きされてる(ToT) 米の先物取引しとけば良かったなぁ。儲かってますか、竹中さん?

  • 読生

    自己満足かもしれない。 人間は飼われる立場にも食べられる立場にもならないからな。 ただそれなら、どうせ分からないなら、思い切り自己満足してもいいのかもしれないね。 食べなきゃ生きていけない、原罪。 だからシステマティックに命を消費するか、逆にどこまでも命を尊重するか。 どちらも尊重してるからこそなんだけれど。 そうなるとやっぱり最終的には自己満足。

  • マッメ

    乳牛はオスが生まれるとすぐ淘汰してしまうが、経産牛やこのようなオス牛を引き取って放牧し、肉用牛として出荷するご夫婦のお話。牛の話はあまり多くなく、ご夫婦に視点を当てた話にはなるが、このような畜産のやり方があることを子どもたちが知るには良いのかなと思う。倫理的な問題としては非常に難しいものではあるが、子どもの食育や生き物の命は尊いものであることを学ぶには十分な内容だと思う。動物福祉は永遠の課題だと思うが、しっかりと向き合って、命をいただくこと、粗末にしないことをよく考えて生活していきたい。

  • ゆき

    2025年読書感想画課題図書▼中学年に向けて、頂く命の大切さや、日本の畜産業や農業などの仕事の苦労や問題点を優しく問いかける。年齢にあった文章や量で一度は読んでおいてほしい。▼うん、でもね、サンちゃん…タイトルになってる割に作中で出てくるのはほんの少し…。もう少しサンちゃんのエピソードをたくさん盛り込んで欲しかったなぁ。牛たちよりもそれを取り巻く人間の方にスポットが当たっていたもんね。

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