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ISBN 10 : 4791773101
Content Description
『古事記』『日本書紀』『万葉集』から、『今昔物語集』『日本霊異記』まで。その怪異な姿と独特の習性のゆえに、古代の人々が「神」と恐れあがめた蛇。ときに人間の女性と結婚し、ときに人びとにいけにえを求め、ときに刀剣・雷として現れ、そして、ときに見た者の一族を滅ぼす力をもつものと考えられてきた。上代・中古の文献を広く渉猟し、「蛇」にまつわる逸話を仔細に分析することで、そうした「をろち」の圧倒的な霊威がなぜ失われてしまったのかという謎にせまる。
目次 : 序章 毒気を吐いて人間を殺す蛇神/ 第1章 美男に変身して女に近づく蛇神/ 第2章 四つめの「三輪山説話」と蛇神/ 第3章 刀剣でもあり雷でもある蛇神/ 第4章 「三輪山伝説」の影響と蛇神・雷神/ 第5章 皇子を執拗に追いかける蛇女/ 第6章 人間に制圧され排除される蛇神/ 第7章 英雄に退治される「八俣の大蛇」/ 第8章 連想を呼ぶ「陰突き」と蛇神/ 終章 神性・霊威を失っていく蛇神たち
【著者紹介】
佐佐木隆 : 1950年生まれ。学習院大学教授。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東洋大学専任講師、同大学助教授、学習院大学助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mittsko
読了日:2024/01/05
fuyukii1
読了日:2022/05/08
わ!
読了日:2021/01/19
バッドリーダー
読了日:2020/11/20
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