Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• TakaUP48

  読了日：2021/05/30

  小籐次18歳。天明の時世が始まり、誰もの暮らしが苦しかった頃、豊後森藩江戸下屋敷厩番の倅のもとに、大地主・津之國屋の金蔵の警備の依頼が舞い込む。「大和小路若衆組」の頭分松平家三男坊・保雅のお声掛かりだ。だが、胡乱臭さを感じた小籐次が調べて行くと…。この件で、小籐次は初めて人を殺める！この頃から機転の利く子供？だったことが窺える。他にガイドブックとして、登場人物・作品解説・十番勝負・御鑓拝借諸藩事情・江戸庶民の暮らし・著者インタビューが附いている。シリーズ復習と江戸暮らしの知識が増えるファン必携の書だった！

• kinupon

  読了日：2015/09/30

  これで「旧主再会」の話につながりました。若かりし頃の小籐次ですが、やっぱり強い＾＾。

• tengen

  読了日：2025/10/22

  酔いどれ小藤次留書シリーズ番外編。小藤次十八歳の春。「大和小路若衆組」又の名を「品川腹減っぺらし組」と呼ばれる大身旗本抱え屋敷の貧乏侍の持て余し者が集まって悪さを繰り広げていた。頭目は藩主の妾腹三男坊の松平保雅。小藤次たち腹っぺらし組はある割の良い用心棒まがいの仕事を請け負うことになるのだが、どうも胡散臭い。その裏には松平家の世継ぎ問題が潜んでいた。☆彡半分書き下ろし、半分ガイドブック、著者インタビュー付きの「酔いどれ小藤次留書読本」14巻「冬日淡々」と同時に発刊。14巻か15巻の後に読むのが順番かな。

• 藤枝梅安

  読了日：2010/09/07

  若き日の小籐次が関わった「騒ぎ」を描く１編と、シリーズのガイドブックをまとめた１冊。「鬼平」の若い頃のエピソードを思い出した。池波さんは、「鬼平」のなかで折に触れて若き日の平蔵のエピソードを挿入していたが、佐伯さんは小籐次の過去を今まで語らなかったのだ。ガイドの方は、登場人物、バックナンバーの解説、江戸庶民の暮らしと作者インタビューという無難な構成。もう一工夫欲しかったな。

• calaf

  読了日：2014/10/15

  一息ついて、小藤次の青年時代の話でシリーズ番外編。図書館本には14.5巻って書いてあるけど (^_^;;;

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