Product Details
ISBN 10 : 4480099018
Content Description
「その文を構成する語句のまとまりをはっきりとつかみ、語句と語句とのかかわりをはっきりとみること、つまり、文脈をはっきりとさせることが、まず努めるべきこと」。古文の文法的読みについて、著者はこのように目標を掲げる。そのために必要な事項を平易に解説したものが本書であり、これをもって「佐伯文法」はひとつの達成をみた。用言・助動詞の活用から『徒然草』『源氏物語』の読解まで、言葉が言葉として実際に用いられる場面に即しつつ、そこにある法則が述べられる。複雑な古文の世界へ分け入るにあたり、座右に置いておきたい書。
目次 : 基礎編(序章/ 単語の分類/ 用言・助動詞の活用/ 日本文法の根本/ 体言が受けてまとめる語句/ 用言が受けてまとめる語句)/ 本編(普通の文/ 重文・複文/ 接続語のでき方/ はさみこみ/ 会話や手紙の文とその引用/ 筆のそれ/ 体言文)/ 展開編(かけことば・縁語など/ 敬譲語)/ 付編
【著者紹介】
佐伯梅友 : 1899‐1994年。埼玉県生まれ。国語学者・国文学者。京都帝国大学文学部文学科卒業(国語学専攻)。東京教育大学名誉教授、大東文化大学名誉教授。文学博士。上代から中世までの文学を語学的に研究し、その文法体系は「佐伯文法」として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2019/03/08
kinkswho
読了日:2020/02/18
剛田剛
読了日:2022/09/20
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