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学問の力

佐伯啓思

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757141353
ISBN 10 : 4757141351
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan

Content Description

学問はなぜ、今日のような閉塞状況に陥ったのか。センス、美意識、感受性…。現代人が失った教養の原点を、体験論を通して考察。佐伯啓思が自身の体験をもとに語った、初めての学問論。

【著者紹介】
佐伯啓思 : 1949年奈良県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在は、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は社会経済学、経済思想史。著書に『隠された思考』(筑摩書房、サントリー学芸賞)、『現代日本のリベラリズム』(講談社、読売論壇賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • メガネ

    何か確かなものを得たいと思う。知性とは何か。

  • ふね

    前から気になっていた著者なので読んでみた。現代の日本社会は「グローバル化」や「アメリカ的資本主義」の枠で動いているらしい。日本らしさとは。考えさせられた一冊。

  • 東京には空がないというけれど・・・

    自由主義、保守主義、社会(共産)主義の違いが良く分かった。本当の保守主義を取り戻そうというのが、著者の意見。ポストモダンの連中が、ある意味、芸人であり、言った者勝ちみたい雰囲気があること。巧みな言葉にだまされてはいけないという意見には共感を覚える。欧米の焼き直しではなく、日本の風土や文化にあった思想をつくるべきだという意見にも、うなづいた。学問もグローバル化で、競争原理に巻き込まれているということも指摘どおりだ。

  • うえ

    「暗黙の世界で,西洋的なものによって抑圧された,日本の土着的な感情や精神性にたいする,そこはかとないシンパシーがあった。そういうものをうまくすくいあげたのが吉本隆明です。吉本が丸山を批判したのは,簡単にいえば,丸山は日本の現実を知らないで,大学の講壇における観念を権威づけて語っているだけだ,ということ」「アメリカの一国支配の様相をおびてくると,冷戦体制時代の保守対革新という議論が成り立たなくなります。そこに保守主義にたいする誤解があり,また保守主義をどのように実現したらいいのかということの困難がある」

  • @かおり

    今日の学問の衰退の原因を探り、知識の「故郷」について考える本。講演会録音ではなく「語りおろし」というのが私にとっては斬新だった。あとがきにもある通り、その書き方のお蔭か主張は一貫していてわかりやすい。ただ主題に迫るというよりも寄り道を繰り返しており、様々な知見を得ることができる。2006年の本だからか取り上げられているテーマは若干古いが、佐伯さんらしい面白い本であるなと思う。

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