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麦の日記帖 震災のあとさき 2010-2018

佐伯一麦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784990819019
ISBN 10 : 4990819012
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan

Content Description

自然、文学、映画、音楽、食、旅、そして東日本大震災。仙台に住まう小説家が、災前・災後の日々を綴った貴重な日記文学。大人のためのプレミアムマガジン『Kappo仙台闊歩』で連載中の人気エッセイ「闊歩する日々―杜の日記帖」の二〇一〇年から二〇一八年分を収録。

目次 : 二つの再会/ 悲喜こもごもの春/ 竹の子マンション/ ナイフと紐と/ 「酒中日記」ふうに/ 繭の中/ 彦根の月/ 巨大地震のあとさき/ 日和山で/ 松本竣介との一週間〔ほか〕

【著者紹介】
佐伯一麦 : 1959(昭和34)年、宮城県生まれ。『ショート・サーキット』(90年)で野間文芸新人賞、『ア・ルース・ボーイ』(91年)で三島由紀夫賞、『遠き山に日は落ちて』(97年)で木山捷平文学賞、『鉄塔家族』(2004年)で大佛次郎賞、『ノルゲNorge』(07年)で野間文芸賞、『還れぬ家』(13年)で毎日芸術賞、『渡良瀬』(13年)で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 踊る猫

    佐伯一麦は決して「浮き足立つ」ことがないな、と思う。言い換えれば「ブレない」芯の強さとそれをうまく活かす柔軟さがあり、ゆえにキャリアをここまで築き上げられたのだろう。東日本大震災を挟んだこの日記を読むと、そうした「一貫性」に貫かれた文がとても心地よい。他のエッセイ群でもわかることなのだけれど、この著者は実に自然をよく観察している。いったいどんな花が咲き、鳥が啼きすべてが移ろいゆくかを見渡す「眼」を備えていると思ったのだ。この観察力と穏やかな文体がこの日記を一本筋の通った実に「篤実」なものに仕立て上げている

  • 百太

    仙台大好きなもので読んでみました。

  • 100名山

    文章職人の公開を前提とした日記です。 相変わらずというかより一層上品で緻密な描写です。 物書きを生業にする人の生活を垣間見ることができます。 しかし本当に酒が好きですね。 アスベストの前にアルコール摂取のほうが飽和状態になるのではないでしょうか。

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