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ISBN 10 : 4639024886
Content Description
発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。本書はその研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載した第六巻である。
目次 : 南宋〜乾隆時期汝窯瓷器の認識変遷と流伝/ 中国出土の高麗青磁―中国における高麗青磁の受容とその様相/ 明・清時代の景徳鎮混水技法の変化規則/ 二つの珠光茶碗と善好茶碗/ 浪華と京の武家・公家・町人―陶磁器の組成と特徴的な遺物から/ 九谷の初期色絵/ 竪野(冷水)窯跡出土の白薩摩型打ち製品/ 磁器に染付けられた「文字」を書いた人―「肥後/渡辺/烏犀圓」銘磁器薬盒蓋の検討から/ なぜ窯は開かれたのか―近世信濃の木曽福島窯から地方窯の成立を考える/ 近世における壼・甕の製作技術―九州・沖縄を中心に/ 近代日本の陶磁輸出―朝鮮市場とアメリカ市場/ 近世ラオス・ヴィエンチャン旧都城出土のBlue and White―ラーンサーン王朝下におけるヴェトナム青花・中国青花・肥前染付の搬入と流通/ 海を渡った龍窯
【著者紹介】
佐々木達夫 : 1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。金沢大学教授、同学評議員・埋蔵文化財調査センター長を経て、金沢大学名誉教授、古代学協会理事、日本考古学会評議員、東洋陶磁学会常任委員、石川県埋蔵文化財センター評議員、日本海域水中考古学会長、ヘレニズム〜イスラーム考古学研究会代表。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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