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ISBN 10 : 4639024525
Content Description
遺跡から出土する陶磁器には多様な研究の課題と方法がある。新たな論点で執筆した論文が本巻に集まった。
目次 : 中世備前焼の分類と分布/ 中世日本における朝鮮王朝陶磁の流通の諸相/ 17世紀後半、中国磁器の量を超えた肥前磁器の流通/ 唐人屋敷建設期の貿易陶磁―1680年代を中心とした陶磁器流通/ 考古学からみた和物茶陶の創出とその担い手―水指・建水を対象に/ 江戸時代後期の流し掛け碗について―越中瀬戸焼・小杉焼・越中丸山焼/ 近世常滑焼の道明寺甕―その生産と江戸遺跡での様相/ 安政の開港と出土陶磁器―なぜコンプラ瓶は北海道から出土するのか/ ヴェトナム・タンロン皇城跡出土の焼締陶器の型式学的試論/ 中近世カンボジア王都周辺地域における陶磁器の需要と流通/ ミャンマー陶器の発見と広域流通/ エジプト、フスタート遺跡出土の施釉陶器―都市生活の中で使用された陶器/ オランダの考古学陶磁器が語る流通・消費の具体像―オランダ・デイフェンター市出土の東洋陶磁器
【著者紹介】
佐々木達夫 : 1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。金沢大学教授、同学評議員・埋蔵文化財調査センター長を経て、金沢大学名誉教授、古代学協会理事、日本考古学会評議員、東洋陶磁学会常任委員、石川県埋蔵文化財センター評議員、日本海域水中考古学会長、ヘレニズム〜イスラーム考古学研究会代表。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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